UPDATERは8月22日、同社が運営するWell-being tech事業「みんなエアー」が実施した「企業の働き方と投資基準に関する実態調査」の結果を発表した。調査は8月9日〜10日、株式投資家110名を対象にインターネットで行われた。

  • 直近の投資先選びとして「従業員が幸せに働いているか」を重要視していますか

    直近の投資先選びとして「従業員が幸せに働いているか」を重要視していますか

まず、「あなたは、直近の投資先選びとして『従業員が幸せに働いているか』を重要視していますか?」と質問したところ、61.0%が「重視する(非常に+やや)」と回答した。

従業員幸福度を「重視する」と回答した人を対象に今後、企業への投資観点の1つとして、「従業員が幸せに働いているか」の重要度が高まると思うかを調査。すると、76.4%が「そう思う(非常に+やや)」と回答。理由を聞くと、「企業の継続性を左右する指標だから」(60.7%)、「有望な人材が集まるから」(50.0%)、「より働き方の柔軟さなどが求められているから」(47.6%)が上位にあがった。

  • ”従業員が幸せに働いているか”を指標として投資をした先は、実際に業績が上がっていますか?

    ”従業員が幸せに働いているか”を指標として投資をした先は、実際に業績が上がっていますか?

続いて、「”従業員が幸せに働いているか”を指標として投資をした先は、実際に業績が上がっていますか?」と質問したところ、「非常に上がっている」が20.9%、「やや上がっている」が49.3%という結果に。

一方、投資において、利益や売り上げなどが伸長している中、「従業員が幸せに働いているか」の観点の評価が低い場合には、49.0%が「投資を控えた経験(非常に+やや)がある」ことがわかった。