プラスは8月18日、「デスクワーク時のモチベーション」に関する調査結果を発表した。調査は7月5日、従業員数100名以上のオフィスで働く、デスクワークを含む業務を行う会社員、公務員500名を対象にインターネットで行われた。

  • 「周りに人がいる環境」と「周りに誰もいない環境」のどちらがモチベーション高く仕事できるか

    「周りに人がいる環境」と「周りに誰もいない環境」のどちらがモチベーション高く仕事できるか

1人でもできるデスクワークを行うときに、「周りに人がいる環境」と「周りに誰もいない環境」のどちらがモチベーション高く仕事できるかと質問したところ、「周りに誰もいない環境」が50.6%、「周りに人がいる環境」が49.4%と、ほぼ半々という結果に。

「周りに人がいる環境」の方を選んだ人からは、「励みになる」「人と人との会話がスムーズであり、お互いの成長が見える」「自分もやらねばという気持ちになるので」「頑張っていると認められたい願望もある」「たまには周りの人と雑談などした方がモチベーションが上がる」といった声が。

一方、「周りに誰もいない環境」を選んだ理由としては、「集中しやすく、人に気を遣うこともないから」「静かな方が集中できる。話しかけられて仕事が止まることがない」「自分が行なっている業務以外の仕事を、割り込みで頼まれる事も多く、自分が本来行なっている業務が遅々として進まなくなるから」といった声が寄せられた。

  • 「周りに人がいる環境」と「周りに誰もいない環境」のどちらがモチベーション高く仕事できるか

    「周りに人がいる環境」と「周りに誰もいない環境」のどちらがモチベーション高く仕事できるか

次に、デスクワークの内容を、「PCでの作業・書類作成」「新しい企画やアイデアを出す」「メール返信」「デザインや表現方法を考える」「調べ物/情報収集をする」「業務に関連した勉強をする」といった具体的な6項目に代えて、同様の質問を行ったところ、いずれも「周りに誰もいない環境」が「周りに人がいる環境」を上回る結果に。一方で、3~4割の人は「周りに人がいたほうがやる気が上がる」と回答した。

また、オフィスで働いていて「この環境ではやる気が出ない」「この席は居心地が悪い」と感じたことはあるかと尋ねたところ、「同僚が自席で行うWEB会議の声が気になる」「深く考えながら作業、業務を進めたい時に、周りが騒がしい、話しかけられる」「周囲の動きが気になって集中できない」「対面にいる人の顔がお互い見えてしまうような環境だと気になる」といった声が。

一方、デスクワークを行うとき、モチベーションを高く保つために工夫していることを聞くと、「メールや電話に応答しない時間を一定時間設ける」「ひたすらコーヒーを飲む。休憩時間に仮眠をとれたらとる」「音楽を聴きながらノリノリでやる」「仕事に支障がない程度で、お気に入り時計やアクセサリーを身につけたり、お菓子のストックを引き出しに入れてやる気を出したりしています」「この作業は何時までに終わらせると決めて、自分の中で競争する」など、人それぞれ多くの対策が並んだ。