4年に1度開催されるサッカーの祭典「ワールドカップ」(W杯)。「サムライブルー」の愛称でも親しまれているサッカー日本代表は、1998年に悲願の初出場を果たすものの、惜しくもグループリーグ敗退となってしまいました。
ただ、以降もA代表のレベルの底上げに注力してきた日本は、2022年11月開催予定のW杯カタール大会に7大会連続で出場します。2002年、2010年、2018年に記録した「ベスト16」の壁を破れるか、注目したいところです。
ところで、1930年の初開催から100年近い歴史を持つW杯ですが、これまで最多の優勝回数を誇る国はどこかご存じででしょうか。本記事では歴代の優勝国と準優勝国をまとめましたので参考にしてみてください。
W杯の歴代優勝国と準優勝国の一覧
開催年 | 優勝国 | 準優勝国 |
---|---|---|
1930年 | ウルグアイ | アルゼンチン |
1934年 | イタリア | チェコスロバキア |
1938年 | イタリア | ハンガリー |
1950年 | ウルグアイ | ブラジル |
1954年 | 西ドイツ | ハンガリー |
1958年 | ブラジルイ | スウェーデン |
1962年 | ブラジル | チェコスロバキア |
1966年 | イングランド | 西ドイツ |
1970年 | ブラジル | イタリア |
1974年 | 西ドイツ | オランダ |
1978年 | アルゼンチン | オランダ |
1982年 | イタリア | 西ドイツ |
1986年 | アルゼンチン | 西ドイツ |
1990年 | 西ドイツ | アルゼンチン |
1994年 | ブラジル | イタリア |
1998年 | フランス | ブラジル |
2002年 | ブラジル | ドイツ |
2006年 | イタリア | フランス |
2010年 | スペイン | オランダ |
2014年 | ドイツ | アルゼンチン |
2018年 | フランス | クロアチア |
W杯の歴代最多優勝国
2018年のロシア大会までW杯は通算21回開催されており、その時点までにおける歴代最多優勝国はブラジル(5回)でした。次いで、イタリアとドイツ(西ドイツ時代含む)がそれぞれ4回となっています。
W杯の歴代最多準優勝国
なお、歴代最多準優勝国はドイツ(西ドイツ時代含む)の4回で、次いでアルゼンチンとオランダが3回で並んでいます。
歴代最多5回の優勝を誇るブラジルは準優勝の経験が2回しかありません。つまり、決勝戦までいけば7割以上の確率で優勝トロフィーを手にしていることになります。歴代のカナリア軍団の勝負強さがうかがえる数字です。
一方でドイツは、西ドイツ時代を含めW杯決勝戦のピッチに8回立ち、そのうち4回しか栄光をつかめていません。その確率は5割でブラジルと2割の開きがありました。
まとめ
W杯の歴代の優勝国と準優勝国を改めて確認すると、南米勢と欧州勢の強さが際立つ結果となりました。今後はこの優勝分布図がどのように変化していくのでしょうか。