キックボクサーの皇治が22日、都内で実施された「『ABEMAスペシャルマッチ』by『3150FIGHT』皇治 参戦決定 記者会見」に出席。同大会に参戦することを正式表明し、世界ランカー以下のボクサーと対峙するなら「100%倒れない」とビッグマウスを炸裂させた。

  • 皇治と亀田興毅氏

「3150FIGHT」は、プロボクシング元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏がファウンダーとしてプロデュースするボクシングイベント。8月14日にはエディオンアリーナ大阪第1競技場にて「3150FIGHT vol.3」を開催する。

今回は亀田氏が、那須川天心と武尊が激突した「THE MATCH 2022」に刺激を受け、この2人と拳を交えた皇治に、会場となる大阪を盛り上げてほしいとSNSを通して公開オファー。皇治はこのオファーに応じ、ボクシングにチャレンジすることに。ABEMAの番組特別企画「ABEMA スペシャルマッチ」の枠で出演する。

これまでK-1やRIZINで話題を作ってきた皇治。亀田氏のオファーを振り返って、開口一番「いや～しつこい! しつこい」とコメント。「大阪の偉大な、尊敬するうちの一人のボクサー。これだけしつこく言われたら男じゃない。モテてしゃーないですね!」と皇治節を炸裂。「ずっとボクシングやりたかった。モハメド・アリが大好き。まわりには『ボクシング向いているんじゃないか?』と言われる。楽しみですね」と心境を明かした。

ゲストとして出席した元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志は「打たれ強さだけは世界チャンピオン並み」と太鼓判。皇治は「そのへんの並みのボクサーのパンチは屁でもない。世界で戦っているボクサーたちのことはマジでリスペクトしてますけど、他の日本クラスの人らはエンターテインメントのかけらもない。こいつらはほんまにプロなんかな?、と。そのへんも教えてやろうかな」と豪語。世界ランカー以下のボクサーなら「100%倒れない」と言い放った。

くじ引きの末、対戦相手が4回戦ボクサーのヒロキング(福重浩輝／2戦2勝2KO)に決定すると皇治は、顔をいじって「はんぺん君じゃあ、役不足。ABEMAさん、何か考えてよ」と一蹴。「兄貴(内山)か興毅さんがいい」と終始おねだりした。

内山は、ヒロキングへの勝利を条件に「引退して5年経つので今さら、という思いはあるが、皇治がどうしてもというなら」と含みを持たせた。それを聞いて皇治は「兄貴は引退されているんで」と気を遣いつつ、「ボクシングの偉大な人たちにケンカを売れるようになれたら」とビッグマウスを上方修正した。