パナソニックは7月15日、「2022年 夏のエアコン節電に関する調査」の結果を発表した。調査は6月22日~23日、全国20~60代の男女550名(男性327名、女性223名)を対象にインターネットで行われた。

  • 政府の節電要請で定める28℃とは、次のうち何の設定だと思いますか?

    政府の節電要請で定める28℃とは、次のうち何の設定だと思いますか?

調査によると、政府が、家庭や企業に対し、今夏の節電を要請していることを「知っている」という人は86%。また、電気代の上昇や節電要請から、86%が「節電したい」「どちらかというと節電したい」と回答した。

そこで、「政府の節電要請で定める28℃とは、次のうち何の設定だと思いますか?」と尋ねたところ、「エアコンの設定温度」(78%)が8割を占める結果に。しかしながら、あくまでも28℃は室温の話。多くの人が「28℃」についておおきな誤解を抱いており、正しく「室内温度」と回答された方は、わずか9%だった。

  • 「自動」と「微風」を比べた時に、消費電力が少ないのはどっち?

    「自動」と「微風」を比べた時に、消費電力が少ないのはどっち?

続いて、「自宅で部屋の室温を確認する方法がありますか?」と尋ねたところ、「温度計」(47%)や「エアコンのリモコン」(37%)、「湿度計」(32%)など、86%が「ある」と回答。

また、エアコンの風量設定について「自動」と「微風」を比べた時に、消費電力が少ないのはどちらだと思うかを尋ねたところ、正解である「自動」を選択した人は59%とおよそ6割。同社独自調査によると、「自動」と「微風」を比較したとき、「微風」は「自動」に比べて設定温度に到達するまでの消費電力が20%高く、到達するまでの時間が6.4分長いという結果も出ており、「自動」の方が消費電力が少ないという。