MayLightは7月12日、「二世帯住宅」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は6月、過去に二世帯住宅を建てた経験がある20代〜60代の男女150名(男性59%、女性41%)を対象にインターネットで行われた。
二世帯住宅で同居しているのは「夫の両親」が69%、「妻の両親」31%。二世帯住宅を建てようと思った理由を尋ねたところ、「親世帯からの希望」(43%)が4割を占め、次いで「土地を無償で提供してもらえた」(21%)、「家事や育児を協力してもらえるから」(17%)と続いた。
二世帯住宅のタイプは、「一部共有型」が最も多く51%。お互いのプライバシーをある程度守りつつも、親世帯と子世帯が協力しながら生活を送れるということで、もっともバランスが良いタイプ。プライバシー重視の「完全分離型」は35%、コスト重視の「完全同居型」は14%だった。
次に、「二世帯住宅を建てるのにかかった予算は?(土地代は含めず)」と質問したところ、「2,501万円~3,000万円」(23%)や「3,001万円~3,500万円」(21%)が多く、全体としては2,501万円~4,000万円という価格帯で二世帯住宅を建てている人が多いよう。
建築費の負担割合について教えてもらったところ、48%が「親世帯が多めに負担」と回答。「半分ずつ負担」が24%、「子世帯が多めに負担」は17%だった。
最後に、二世帯住宅にして良かった点を聞いたところ、「建築費の援助が大きかった」(26%)、「親の体調が悪いときに助けられる」(21%)、「子供の体調が悪いときに助けてもらえる」(20%)が上位に。
一方、二世帯住宅にして悪かった点としては、「生活時間のズレがあり洗濯やお風呂の時間など気をつかう」(28%)、「家族や友人を家に呼びづらい」(19%)、「夫婦ケンカするのにも気をつかう」(16%)など、色々な意見があがった。