Stockは、テレワークの経験があるビジネスパーソン500人を対象に、「テレワークのデメリットに関する意識調査」を実施。20代の半数弱が、「テレワークではつい仕事の手を抜いてしまう」と回答したという。

20代では48.6%が、50代以上でも30.5%が、テレワーク中に「つい仕事の手を抜いてしまう」と回答。

【ビジネスパーソンから寄せられた声】

・テレワークだと業務効率が下がったと感じる。自宅にいるとやる気が出ず、なかなか仕事に集中できなかった(20代女性)
・ゴロゴロしながら仕事ができる点は楽だが、サボりによる生産性の低下は気になるところ(40代男性)
・自分自身でタスクやスケジュール管理ができるメンバーであれば、テレワークでも品質を落とさず仕事ができると思うが、新入社員や若手メンバーはまだそういった自己管理が難しいため、誤った判断により仕事の品質が下がる場合があると思われる(30代男性)
また「意思疎通」に関する質問では、20代では45.8%が、30代では68.9%に上る人々が、「正確な意思疎通がしづらくなった」と回答。テレワークでの意思疎通に難しさを感じていることがうかがえる。

【ビジネスパーソンから寄せられた声】

・会議中、聞き取りづらい場面があって不便。コロナ禍が収まった後は、テレビ会議の通信の品質が向上しない限り、テレワークの実施は少なくなりそう(20代男性)
・打ち合わせはネット越しではなく、表情を見ながら直接対話できた方がやはりスムーズだと感じた(50代女性)
・年配の先輩方が全くリモートワークの実施方法を理解できないために、コロナ禍にもかかわらず、私が出社して彼らに説明するという余計な仕事が発生したことがあった。テレワークの導入当初は、本当に大変だった(40代女性)

これらデメリットの要因として、「テレワークに必要な情報共有の仕組みが整っていない」「必要な機器が揃っていない」「スムーズに会議を始められない」ことが原因として挙げられそうだ、と述べている。