東京メトロは7日、銀座線、丸ノ内線、東西線、千代田線のダイヤ改正を2022年8月27日に実施すると発表した。丸ノ内線の中野坂上~方南町間では、3両編成による運転を取りやめ、6両編成に統一。平日・土休日の朝および夕夜間に列車の減便も行われる。

  • 中野坂上~方南町間の列車はおもに3両編成の02系が使用されてきた(2019年7月の取材時に撮影)

中野坂上~方南町間はこれまで、おもに3両編成の02系による折返し運転が行われてきたが、2019年7月のダイヤ改正で6両編成の列車(2000系または02系を使用)による方南町駅から新宿・池袋方面への直通運転が始まり、2021年3月以降、中野坂上~方南町間で折り返す一部列車も6両編成による運転となっていた。8月27日のダイヤ改正に合わせ、3両編成による運転を取りやめることで、丸ノ内線の全区間で6両編成による運転に統一される。

丸ノ内線のダイヤ改正では、利用状況に合わせた運転本数の変更や一部列車の運転区間変更も実施。中野坂上~方南町間も平日・土休日の朝および夕夜間の列車が減便となる。

平日朝(6~10時)、中野坂上方面を6時台に現行の17本から15本(2本減)、7時台に現行の21本から18本(3本減)、8時台に現行の15本から11本(4本減)、9時台に現行の14本から9本(5本減)、方南町方面を7時台に現行の12本から9本(3本減)、8時台に現行の15本から13本(2本減)、9時台に現行の22本から16本(6本減)に変更。平日夕夜間(17~21時)も、方南町方面を17時台に現行の12本から9本(3本減)、18時台に現行の13本から9本(4本減)、19時台に現行の13本から10本(3本減)、20時台に現行の14本から11本(3本減)、中野坂上方面を17時台に現行の13本から9本(4本減)、18時台に現行の12本から9本(3本減)、19時台に現行の11本から9本(2本減)、20時台に現行の9本から7本(2本減)に変更する。

土休日の朝(6~10時)は、中野坂上方面を6時台に現行の11本から9本(2本減)、7時台に現行の12本から10本(2本減)、8時台に現行の13本から10本(3本減)、方南町方面を7時台に現行の10本から8本(2本減)、9時台に現行の11本から10本(1本減)に変更。土休日の夜間(20~23時)は、方南町方面を20時台に現行の10本から7本(3本減)、21時台に現行の8本から7本(1本減)、22時台に現行の11本から9本(2本減)、中野坂上方面を20時台に現行の10本から7本(3本減)、21時台に現行の8本から7本(1本減)、22時台に現行の8本から7本(1本減)に変更する。