AOKI・ORIHICA、秋冬のメンズの新作は?カジュアルから従来のスーツスタイルも回帰

メンズ・レディースのビジネス・フォーマルを中心に扱うファッション専門店「AOKI」から、この秋冬の新作アイテムがいち早くお披露目されました。規制のない夏を迎えましたが、2022年秋冬のビジネスウェアはどのようなスタイルになっていくのでしょうか？現在全国に約600店舗を展開するAOKI・ORIHICAの注目の新作アイテムを紹介します。

AOKI・ORIHICA合同展示会

■AOKI、カジュアル化は継続、従来のビジネススタイルも復調傾向に

コロナ禍の影響で、働き方・働く場所の変化に伴い、ビジネスウェアのカジュアル化が加速度的に進んでいる昨今。ビジカジからカジュアルなラインアップが増えていく中、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が解除され、出勤・出張の増加により従来のスーツスタイルの復調傾向にあります。

AOKIの新作では、一人一人のビジネススタイルに応えるスーツにもカジュアルにも着ることができるビジネスウェアが、この秋冬に続々と展開されます。

カチッと着こなすビジネススタイルは、素材やカラバリに変化が？

ビジネススタイルでは、スーツの良さを再認識するようなスーツライクなものが秋冬は多く登場します。春夏は、ポリエステル素材のストレッチの効くものが多く販売されていましたが、今季はウール調の素材感があるものが展開されていました。また、会場を見渡すと、クラシック回帰ということもあり、茶色やチェック柄のセットアップが多く見受けられました。こういった色柄が1着あれば、カジュアルにも取り入れられそう。

定番の「洗えるストレッチスーツ」(4万2,900円〜)や、パリコレデザイナー監修の上質な素材を使った「ハイクオリティストレッチスーツ」(7万5,900円〜)も、今季は展開を強化していくのだそうです。

上質なウールを使用した「インポート素材セットアップ」

ラフなカジュアルスタイルは、素材が豊富に

一方で、カジュアルスタイルでは、2020年11月から発売され今年の6月末時点で15万着を売り上げた人気の「パジャマスーツ」(ジャケット、パンツ各5,489円〜)は、襟付きやさまざまな素材を増やし、より幅広いシーンで着用できるようになります。また、夏に展開したハリがあってスーツに合わせやすく人気だったインナー「仕立て屋Tシャツ」は人気のスロープネックはそのままに、長袖で展開予定です。

AOKI新作のオススメアイテムは？

中でもオススメの新作を聞いてみると、パリコレデザイナー島田順子氏監修「インポート素材セットアップ」を5色展開と、最近人気の調温アイテムから「ドッキングコート」がイチオシなのだそうです。

「インポート素材セットアップ」は、仕立ての良さがウリで、カジュアルなスタイルにも合わせやすい5色展開。

上質なウールを使用しており、なめらかな風合いと上品な光沢感が特徴です。さらに美しいシルエットと快適な着心地も兼ね備えており、ブライダルや式典でも活躍しそうです。

「ドッキングコート」は、名前の通り2枚のアウターが1つになっており長い期間着ることができる優れもの。

キルティング加工のデザインは、今季初めて展開されます。

■ORIHICAからはイージーケアなスリーピーススーツがラインアップ

ORIHICAの新作スーツ

ORIHICAのビジネスラインでは、ブライダルやパーティなどのハレの日の一着として使えるスリーピーススーツ「防シワウォッシャブルスリーピーススーツ」(3万800円)が発売になります。ウール素材でありながら洗濯可能で、シロセット加工が施されていることにより、簡単におうちでケアすることができます。ベスト付きのスリーピース仕様なので、仕事で使いながらブライダルシーンでも活用できます。今季はインポート生地を使ったスーツも展開するのだそうです。

また、昨年に発売された伸縮性に優れた「スマートジャージースーツ」(3万800円)は今年のトレンドに合わせてカラーや柄を変えて展開されるほか、ビジカジラインのTHE THIRD SUITSからも新しいワンマイルウェアが発売されるので注目です。