嵐の松本潤が1日、愛知・NHK名古屋放送局で開催された2023年放送のNHK大河ドラマ『どうする家康』の取材会に、大森南朋、山田裕貴、松重豊とともに出席した。
第62作大河ドラマとなる本作は、脚本家・古沢良太氏が、新たな視点で徳川家康の生涯を描く物語。現在、物語の主な舞台の一つである愛知県近郊にて順調に撮影が行われている。
主人公・徳川家康を演じる松本潤は6月5日にクランクイン。「非常に有意義な刺激的な時間を過ごさせていただいています。大河ドラマに出るのも初めてですし、徳川家康公を演じさせていただくことも初めてなので、右も左もわからない中で不安なことも多々あったんですけど、現場に入って皆さんとお芝居をさせていただくと、非常に充実した時間ですし、笑いが絶えない現場で毎日楽しく過ごせているのをうれしく思っています」と撮影の感想を語った。
織田信長を演じる事務所の先輩・岡田准一との共演シーンもすでに撮影しているそうで、「リハーサルを一緒にやらせてもらっていても、全体が見えている。大河ドラマは『軍師官兵衛』で経験されている方なので、スタッフの方たちとどういう風にコミュニケーションをとったほうがいいのかとか、いろんなアイデアを現場でも出してくださいます」と現場の様子を紹介。
「まだ序盤なので、圧倒的な力を持った信長と、何も持っていない、ひよっこな家康の描き方。そこの対比をつけるのに、こんな風に芝居したらいいんじゃないかと。テストまでは一切やらず本番だけでいきなり仕掛けられたり、非常に翻弄されている部分もありますので、その辺もぜひ楽しみにしていただけたら」と明かし、「家臣団の共演者の皆さんと同じく、岡田さんにも全幅の信頼を置いて、非常に楽しくやらせていただいています」と語った。
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