学情は6月28日、「20代中途採用における選考のポイント」に関する調査結果を発表した。調査は6月3日~12日、20代中途採用を実施または実施予定の企業の人事担当者を対象にインターネットで行われ、419件の有効回答を得た。
20代中途採用において、スカウト送付や書類選考時に評価する点を質問したところ、「経験職種」が最も多く67.8%。次いで、「転職理由」(46.5%)、「転職回数」(44.2%)と続き、必要となるスキルや能力があるかを見るとともに、入社後に定着してくれそうかを推し量っていることが伺える結果に。
また、面接時に評価する点としては、「人柄・社風との相性」(89.3%)が最多。次点の「経験してきた業務内容・実績」(60.9%)や、「転職理由」(53.7%)を上回った。
続いて、社会人経験や、業種/職種の経験がない求職者を採用する際により重視するポイントを聞いたところ、「人柄・社風との相性」(88.8%)がダントツに多く、そのほか、「身だしなみ・ビジネスマナー」(44.2%)、「志望動機」(42.1%)、「学習意欲」(40.7%)が上位に。
また、未経験者を採用する際に、有しているとより採用したいと思うスキルを教えてもらったところ、「コミュニケーション能力」が91.6%でトップに。次いで、「成長意欲」(75.4%)が続いた。