LIFULLは6月28日、「住みやすさの割に家賃が安い駅ランキング2022~ファミリー編~」の結果を発表した。同社運営サイト「LIFULL HOME'S」のデータをもとに、首都圏主要10自治体の賃貸マンション(1R・1Kは除く)および238駅を対象に集計したもの。

  • 住みやすさの割に家賃が安い駅ランキング2022

    住みやすさの割に家賃が安い駅ランキング2022

2021年の住民基本台帳人口移動報告による0~14歳の転入超過者数上位10自治体(埼玉県さいたま市、千葉県千葉市、東京都町田市、千葉県流山市、千葉県柏市、神奈川県藤沢市、千葉県印西市、神奈川県横浜市、神奈川県茅ヶ崎市、東京都八王子市)のなかで、2021年3月~2022年3月の期間中、月初時30件以上の物件が掲載された月が6ヶ月以上ある計238駅(平均賃料30万以上の新高島・みなとみらい・元町中華街の3駅は除外)を対象に、「家賃」と「駅周辺の充実度」について調査した。

その結果、「住みやすさの割に家賃が安い駅ランキング」の1位は、「八王子駅」(東京都八王子市)となった。

八王子駅の「駅周辺充実度」は100点満点のうち87.9ポイント。「駅周辺充実度」から算出された理論家賃は20.9万円となったのに対し、実際の平均賃料は8.7万円と半額以下(58.2%OFF)。理論家賃比率は41.8%と最も低い結果となった。

続く2位は「町田駅」(東京都町田市)。理論家賃比率は42.8%とこちらも半額以下。東京の多摩エリアを代表する2市の中心駅が上位に名を連ねた。

以下、3位「京王八王子駅」(理論家賃比率50.4%)、4位「上大岡駅」(同53.2%)、5位「茅ヶ崎駅」(同53.4%)、6位「千葉駅」(同54.3%)、7位「大宮駅」(同54.7%)、8位「阪東橋駅」(同55.0%)、9位「黄金町駅」(同55.0%)、10位「鶴見駅」(同55.1%)と続き、全体的に、東京都心からほぼ同心円状の準郊外のターミナル駅が上位となり、その周辺駅が準じる形で続く結果となった。