エン・ジャパンは6月21日、「仕事のかけもち・Wワーク・副業」に関する実態調査の結果を発表した。調査は4月26日~5月30日、求人サイト 「エンバイト」を利用しているユーザー1,361名を対象にインターネットで行われた。
調査によると、仕事のかけもち・Wワーク・副業に「興味がある」という人は76%。理由を尋ねると、「自由に使えるお金が欲しいから」(51%)や「生活費が足りないから」(46%)が多く、「コロナ禍によって収入が減ったから」(30%)と回答した人の割合は、前年調査時から15ポイントも減少した。
一方、実際に、仕事のかけもち・Wワーク・副業の「経験がある」という人は53%。開始したタイミングを伺うと、約7割が「新型コロナウイルスの流行前」(67%)であることが明らかに。
また、仕事のかけもち・Wワーク・副業をしていた期間は、半数以上が「3ヶ月以上」(53%)と、長期にわたって続けていたよう。その結果、月収は「5万円~10万円未満」(26%)、「3万円~5万円未満」(25%)、「1万円~3万円未満」(24%)という人が多かった。
次に、仕事のかけもち・Wワーク・副業をして「良かったこと」を教えてもらったところ、「生活費の足しになった」(64%)、「自由に使えるお金が増えた」(36%)、「空き時間が有効に使えた」(28%)が上位に。
一方、「大変だったこと」の1位は「体調管理」で54%。次いで「スケジュールの管理」(48%)、「かけもち・Wワーク・副業の仕事探し」(41%)と続いた。
最後に、かけもち・Wワーク・副業の仕事探しで譲れない条件を聞いたところ、「シフトの融通が利く」(52%)、「隙間時間・短時間でできる」(50%)、「”1日のみ”など働く期間が決まっている」(38%)が上位にあがった。