ライスカレーが企画・運営を手がける流行先取りメディア「Petrel(ペトレル)」は6月10日、「2022年上半期インスタ流行語大賞」を発表した。5月23日~6月1日にかけて、Petrelの公式Instagramアカウントのフォロワー22万8,939人を対象に実施した。

  • 2022年上半期インスタ流行語大賞

同メディアの「インスタ流行語大賞」は、Instagram(インスタグラム)での投稿数やトレンドの先取り感などを基準に独自に選定した「2022年上半期インスタ流行語大賞」と、流行に敏感な10代~20代女性を対象とした調査に基づく「2022年上半期部門別インスタ流行語大賞」がある。

「2022年上半期インスタ流行語大賞」で1位となったのは、「アーニャピーナッツが好き」だった。人気マンガ「SPY×FAMILY(スパイファミリー)」のキャラクターの「アーニャ・フォージャー」が作中に話すセリフで、TikTokの音源を中心に流行した。

2位には、1990年代にギャルの間で流行ったVサインを逆さ向きにするポーズ「ギャルピース」の略称「ギャルピ」がランクインした。火付け役は、韓国のガールズアイドルグループ「IVE(アイヴ)」の日本人メンバーであるレイさんで、TikTokでは2022年2月頃から、「ギャルちょーかわいー」という音源に「ギャルピ」を振り付けする動画が流行した。

3位は、ジャニーズグループ「Snow Man(スノーマン)」の曲「ブラザービート」が元ネタとなる「イーアルサンスー」だった。「ブラザービート」の2番Aメロの部分「イーアルサンスー」から7秒間ほどが、TikTokの音源として大ヒットした。

「部門別インスタ流行語大賞」は、Petrel公式Instagramアカウントの10代・20代女性を中心としたフォロワーに対し、ストーリーズ機能を活用して調査した。「芸能人部門」「YouTuber・TikToker部門」「アーティスト・アイドル部門」「流行語部門」「もの・こと部門」に分かれている。

芸能人部門の1位は、日本の吉本興業と韓国のエンターテインメント企業CJ ENMによる合弁会社のLAPONEエンタテインメント所属の「JO1(ジェイオーワン)」だった。2位は「Snow Man」、3位は「なにわ男子」と、ジャニーズ事務所の2グループがランクインした。

  • 部門別インスタ流行語大賞 芸能人部門

YouTuber・TikToker部門の1位は、「平成フラミンゴ」だった。2位は2021年は1位の「コムドット」、3位は「むくえなちっく。」がランクインした。

  • 部門別インスタ流行語大賞 YouTuber・TikToker部門

アーティスト・アイドル部門の1位は、芸能人部門で3位の「なにわ男子」だった。2位には2022年2月9日にデビューしたばかりの8人組ボーイズグループ「OCTPATH(オクトパス)」、5位にはランキング唯一の韓国ガールズグループ「IVE」がランクインしている。

  • 部門別インスタ流行語大賞 アーティスト・アイドル部門

流行語部門の1位には、「動脈ピース」が選ばれた。2021年の流行語部門で1位を獲得した「もみあげ手裏剣」の生みの親「Snow Man」の向井康二さんが「もみあげ手裏剣」の次に流行らせたいと生み出したネタだという。2位は「なにわ男子」のメンバー・西畑大吾さんが発信した「天最高」だった。

  • 部門別インスタ流行語大賞 流行語部門

もの・こと部門の1位は、「ギャルピ」だった。2位は「SPY×FAMILY(スパイファミリー)」、3位は「カヌレ」となっている。

  • 部門別インスタ流行語大賞 もの・こと部門