第一三共ヘルスケアは、「オーラルケアに関する意識調査」の結果を6月3日に発表した。同調査は5月10日~12日の期間、全国の20~60代の男女400人を対象に、インターネットで実施した。
直近一年間で自分の口臭を気になったことがあるか尋ねたところ、69.0%が「はい」と回答。年代別にみると、最も口臭を気にしている世代は30代(75.0%)だった。
コロナ禍以前(2019年12月前)とコロナ禍以降で、オーラルケア・口臭ケアに対する意識がどのように変化したか尋ねると、29.7%が「意識するようになった」と答えた。
普段の生活で行っているオーラルケアに自信があるか聞くと、63.6%が「どちらかというと自信がない」「自信がない」と答えた。
1日のうち歯みがきを行うタイミングについて尋ねたところ、「朝(起床後・朝食後)」は84.8%、「昼食後」は33.5%、「夜(夕食後・就寝前)」は86.3%だった。マスク生活下では毎食後の歯みがきが推奨されているが、1日3回歯みがきを行っている人は31.3%に留まっている。
普段の生活における具体的な口臭ケアについて聞くと、「歯間ブラシ・デンタルフロス」(31.1%)が最も多く、「口臭ケア用歯みがき剤」(26.2%)、「マウスウォッシュ」(21.7%)の順で多かった。
直近一年間で自分の口臭が気になったことがあると回答した人に、口臭の原因として気になっているものを尋ねると、1位は「においの強い食べ物」(53.3%)、2位は「歯垢」(42.8%)、3位は「マスクの長時間着用」(41.7%)だった。
食後に歯みがきをせずにマスクを長時間着用していることがあるか調査したところ、56.3%が「ある」と答えている。