スタジオアリスは5月31日、「子どもの習い事と将来に関する調査」の結果を発表した。調査は5月6日~10日、未就学児を育てる男女500名を対象に、WEBアンケート方式にて行われた。

  • 子どもの将来の不安

次に、子どもの将来にどのような不安を抱えているかを調査した。その結果、「経済的に自立できるか」(36.4%)や「安定した職に就けるか」(33.6%)を抑えて、「人間関係」(64.6%)がトップに。成長して人と関わる機会が増えるとともに悩みの種となり得る人間関係を危惧する傾向が強いよう。

一方で、子どもの将来を考えて、いま取り組んでいることや今後取り組みたいことについて尋ねると、約6割が「教育資金などお金の積み立て」(59.2%)と回答。多くの親が、子どもが進む道を金銭的にもバックアップできるように用意を進めたいと考えていることが明らかに。また、「様々な経験をさせる」(38.4%)や「本人の特技を伸ばす」(31.8%)にも票が集まり、成長の糧となる経験を幼い頃から積ませたいと考えていることがわかった。

積み立てている金額については、子ども一人あたり、ひと月に「10,000円以上~15,000円未満」(14.4%)が最も多く、次いで「7,000円以上~10,000円未満」「15,000円以上~20,000円未満」(ともに8.0%)と続き、「積み立てていない」という人は18.4%だった。

  • 子供の将来のために積み立てている金額

次に、子どもの習い事について調査を実施した。その結果、未就学児の子どもに「習い事を始めさせている」という人は33.2%、習い事を始めさせた年齢は「3歳」(27.7%)が最多。

具体的な習い事としては、男の子・女の子ともに「水泳」がトップに。また、男女で順位は異なるものの、「英会話・英語教室」「ピアノ」「学習塾・幼児教室」「体操」が上位にランクイン。6位以下は、男の子は「サッカー」や「武道」、女の子は「ダンス」がランクインした。

  • 子どもの習い事