新星出版社は5月23日、書籍「2022-2023年版 図解わかる年金」を発売した。著者は社会保険労務士の中尾幸村氏と中尾孝子氏。価格は1,650円。
社会保険労務士がわかりやすく解説
本書は、2022年度の年金制度に完全対応。豊富な実務経験を持つ社会保険労務士が、最新データに基づいた年金制度・法律をわかりやすく丁寧に解説する。年金額を自分で計算でき、一部繰上げ支給と全部繰上げ支給のどちらが得か、障害年金や遺族年金はいくらもらえるかなど、様々なモデルをケース別に紹介。また、共済年金の支給額についてモデルケースを挙げて解説するほか、年金を受け取るために必要な手続きについても詳しく説明する。
「2022-2023年版 図解わかる年金」主な特長
・2022年度の年金制度に完全対応。
・60歳男性の老齢厚生年金の支給は1年遅く、65歳以降に。
・年金の保険料負担と受け取る年金額を詳細に解説。
・2022年度の年金計算事例を豊富に紹介。
2020年6月に成立した年金制度改正法のポイントも解説
・被用者保険の適用は段階的にどこまで拡大される?
・在職老齢年金の支給停止が始まる基準はどこまで引き上げられる?
・年金の受給開始時期の選択肢を60歳から75歳に拡大
・確定拠出年金の加入可能年齢を引き上げる見直しなど
著者の中尾幸村氏は東京都社会保険労務士会会員。1951年生まれ。1980年、第12回社会保険労務士試験合格。1984年、東京労務総合事務所設立。現在、東京労務総合事務所所長を務め、社会保険労務士として活動している。
著者の中尾孝子氏は東京都社会保険労務士会会員。1993年に行政書士試験合格、1994年に社会保険労務士試験合格。以後、社会保険労務士事務所勤務を経て、2005年12月に独立開業。