恋活・婚活の総合メディアM2Wの運営を行うWooはこのほど、「出会うきっかけとなったマッチングアプリ」に関する調査を実施し、結果を公表した。
同調査は2022年5月4日〜5月15日、マッチングアプリがきっかけで結婚した男女200人を対象にWEBアンケートにて実施したもの。
今やマッチングアプリは、恋活・婚活には欠かせないサービス。利用者も年々増加傾向で、実際マッチングアプリがきっかけで結婚したカップルも増えている。
しかし、「マッチングアプリで婚活しているけど、全くいい出会いがない」「"マッチングアプリで結婚した"は都市伝説では?」と、疑っている人も多いかもしれない。
そこで、実際にマッチングアプリで出会って結婚したカップル200人に、出会いのきっかけとなったアプリを調査。婚活におすすめのアプリや出会いから結婚までの期間、利用中の注意点なども併せて紹介している。
結婚相手と出会ったマッチングアプリの結果は、1位「ペアーズ」、2位「with」、3位「Tinder」、4位「Omiai」、5位「タップル誕生」、6位「ブライダルネット」、7位「youbride」、8位「東カレデート」「Dine」の順番に。やはり、知名度抜群の「ペアーズ」が第1位という結果になり、今回のアンケート結果の約34%の人が「ペアーズ」と答えていた。
ただ、「with」や「Omiai」、「タップル誕生」「ゼクシィ縁結び」と答えていた人も全体の約40%だったので、この4つのマッチングアプリは「婚活に欠かせない」といっても過言ではないかもしれない。「Tinder」は、男性も無料で使えるということもあり、男性からの投票がほとんど。「その他」には、「ハッピーメール」や「ワクワクメール」、「PCMAX」などの出会い系サイトが含まれる。
マッチングアプリで出会って結婚するまでの期間では、ダントツで多かったのが、「1年半」。次に、「2年」「10カ月〜12カ月」と続く結果となった。これは、どの年代でも同じ結果となっている。
今回の結果で、長年付き合わなくても相性やタイミングが良ければ、マッチングアプリで短期間での結婚も可能だということが分かった。
ただ、どのようにすればマッチングアプリで結婚願望のある人と出会えるのか、気になる人も多いのではないか。同調査では、マッチングアプリで成婚した人に、出会う時の秘訣も聞いている。
Q.経験者に聞いて分かった、マッチングアプリで成婚する秘訣
■<プロフィール>
・「プロフィール写真は加工したものを使わず、なるべくありのままの自分を写した写真を使っていた」
・「自己紹介文はしっかり丁寧に書いていた」
・「嘘は書かない」
・「自分の人柄や利用目的をはっきり書いていた」
・「異性が興味の趣味や好きなことを書いていた」
異性から好意的に見られるために、加工したプロフィール写真を使いがちだが、あえて加工しない写真を使うことで、誠実さと真面目さを伝えることができる。
また、自己紹介文に嘘を書くのはトラブルの原因になるため、絶対にNG。より理想の人と出会うために、自分の利用目的をはっきりと記載していたという人も多く見受けられた。自己紹介文は、相手に読まれることを意識して書くことが大切となる。
■<会話>
・「会話が成り立つかどうか」
・「自分の話をきちんと聞いてくれるか」
・「最初のメッセージでは、返信しやすい内容にしていた」
・「積極的に自分からメッセージを送るようにしていた」
多くの人が「言葉のキャッチボールができる相手かどうか」を意識していた。どんなにメッセージを送っても「はい」「うん、そうだね」など会話が終わってしまうような人とは、やはり会いたいとは思わないだろう。
また、相手に会いたいと思ってもらうためにも、積極的にメッセージを送ったり、時には相手の話を聞いてあげたりすることも大切となる。実際に直接会うためには、まずメッセージのやり取りを続けられるようになることが必須といる。
■<出会い>
・「すぐに会おうとする人には会わないようにしていた」
・「LINEやカカオなど、他のメッセージツールへすぐに移動するような人には会わないようにしていた」
・「常に、ヤリモクや業者の疑いの目を忘れないようにしていた」
・「プロフィールや会話の内容をあまり信じすぎないようにしていた」
・「同じ目的の人とだけ会うようにしていた」
・「実際に会ってみないと相手の本当の人柄が分からないので、マッチングしたらなるべく早く会うようにしていた」
「相手のことを信用するまでは会わないようにしていた」と答える人が多い中、「なるべく早く直接会っていた」と答える人も少なからずいた。ただ、どちらもヤリモクや業者には注意しながら出会っていた様子がうかがえる。
マッチングアプリのプロフィールは自由自在に記入できるため、嘘も簡単に書ける。また、まだ直接会っていないからこそ、少しでも自分を良く見せるために、会話の中でも嘘をついてしまうことも可能だ。
だからこそ、それらを全て信じるのではなく、常に疑いの目を持つことも必要となる。何度もやり取りを続けて、会ってみたいと思うまでは会わないようにすることが、自分を守ることにも繋がる。2週間〜1カ月間、やり取りが続けば会っていたという意見も多く見られた。
続けて、マッチングアプリで結婚した200人に、「実際に使ってよかったマッチングアプリ」を聞いたところ、こちらも、「ペアーズ」が堂々の1位という結果に。婚活に限らず、恋人探しでも出会いやすいマッチングアプリとして、多くの人から支持を集めていることが分かった。
初めてマッチングアプリを使うなら、「とりあえずペアーズ」を入れておけば間違いないようだ。また、婚活目的の会員が多い「ゼクシィ縁結び」や「ブライダルネット」、再婚を希望する人が多い「マリッシュ」も人気となっている。
今回のアンケート結果には、「他のマッチングアプリを同時に使っていた」という声も寄せられていた。出会いはどこにあるか分からないからこそ、同時に複数のアプリを使うのはとても効率的となる。同社では、「このアンケート結果を参考にして、ぜひマッチングアプリを試してみてはいかかでしょうか?」と結んでいる。