C Channelが運営するママ向け動画メディア「mamatas(ママタス)」の「mamatas labo(ママタスlabo)」はこのほど、子どもの教育についてのアンケート「令和ママの新常識〜教育編〜」を実施し、結果を公表した。
同調査は「ママタス」のInstagramフォロワーである令和ママを対象に、Instagramストーリーを利用したインターネット調査(4択)にて実施した。
幼児教室や通信講座、英語など、勉強系の習いごとについて、56%が5歳までにスタートしていた。「本人がやりたがった」「やるなら早い方がよい」と子どものやる気や成長に合わせて、令和ママたちが上手く誘導している様子がうかがえる。「幼稚園のお受験のため」という理由はごく一部。受験という特別な目的がなくても、習いごとは日常の一部となっているようだ。
コロナ禍で習いごとを辞めたり、減らした人も23%いたが、基本的には変化なしor逆に増やした人も。「子どもの将来のため」「本人がやりたがるから」「感染対策がしっかりしている教室に変えた」など、習いごとの時間はしっかりとキープしていた。
小学生の約半数が勉強系の習いごとをしており、中でも多かったのは、通信教育や塾。歌通う理由は「小学校の勉強のフォローのため」が43%、「習いごとの一環として」が33%。15%は学童代わりに活用しており、受験のためというよりも、子どもたちの日常生活の一部となっているようだ。
おうち時間が長くなったこともあり、21%がオンライン学習を体験。6割が現在も続けており、そのうち半分はリアルに切り替え、半分はオンラインのまま継続しているという結果に。
首都圏では中学受験熱が年々高まっているものの、全国的に見ると中学受験をする予定と答えたのは8%ほど。しかし、中学受験に関わらず「小学校以外での勉強は必要」と考える人は7割に達した。小学校での勉強だけでは足りないと考える傾向が顕著に浮かび上がる結果になっている。
そのため、小学校以外の勉強のために8割が毎月3,000円以上支出し、4割は「8,000円以上かけても良い」という結果となった。通信講座などは3,000円前後が多いことを考えると、4割は通信講座だけではなく塾に通ったり、複数の講座や勉強系の習いごとを組み合わせている模様。
日常生活でもSNSを積極的に使いこなしている令和ママたちだが、勉強系の習いごとの情報も35%はSNSから情報を得ていた。Web検索やテレビよりもSNSが頼れる情報源となっているようだ。
今回の調査結果に関して、ママタス編集部は以下のように解説している。
勉強や習いごとに対しても、子どものやりたいことを優先する令和ママたち。未就学児のうちから「早い方がいい」「やるなら今」と考えるものについては、積極的に子どもたちの生活に組み込んでいました。
中学受験は意識していなくても、約7割が「小学校以外の勉強は必要」と考え、毎月小学校以外の勉強のために8,000円以上かける層も4割に。
勉強を学校まかせにせず支出もいとわず、SNSやクチコミで熱心に情報収集する…そんな令和ママの姿が浮かび上がります。