レブコムは5月10日、新卒営業時代の「壁」に関する調査結果を発表した。調査は4月25日〜26日、新卒時代に営業職として働いていた、社会人2年目以上の営業職302名を対象にインターネットで行われた。
調査によると、新卒営業時に「仕事をやりたくない/休みたい」と感じたことが「ある(何度も+やや)」という人は82.7%。特に、「上司・先輩に怒られた」(43.2%)時にそう感じる人が多いよう。そのほか、「顧客に直接怒られた」(36.8%)、「自分がミスをした」(33.6%)、「目標数値(ノルマ)に達することができなかった」「仕事が終わらない」「業務にやりがいを感じられなかった」(いずれも32.0%)が上位にあがった。
新卒時代、仕事を「やりたくない/休みたい」と感じた際に、どのような気持ちになったかを教えてもらったところ、「オフィスに行きたくなくなった」(51.6%)、「仕事のモチベーションが下がった」(47.2%)、「顧客に電話をかけるのが億劫になった」(45.6%)が上位に。
また、どの業務を行っている時に仕事を「やりたくない/休みたい」と感じたかを聞くと、「商談」が最も多く39.2%。次いで「社内打ち合わせ」(33.6%)、「テレアポ業務」(31.2%)と続いた。
乗り越える方法を教えてもらったところ、「仕事外でストレスを発散する」(36.0%)、「慣れるまで割り切る」(32.0%)、「ただ耐えるのみだった」(26.4%)、「家族や友人に相談する」(22.4%)、「上司や同僚に相談する」(20.4%)が上位に。
また、「もっとどのようなことがあれば、その気持ちを軽減することができたと思いますか?」と尋ねたところ、「上司・同僚・社内のサポート」(43.2%)がダントツに多く、次いで「転職活動をする」(26.8%)、「仕事へのやりがいを見出せる」(22.0%)と続いた。