NEXERが運営する日本トレンドリサーチは5月9日、「ライブ配信への投げ銭」に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は4月15日~18日、filmentsと共同で全国の男女2,530人を対象に、インターネットで実施した。
YouTubeやライブ配信サービスなどで「投げ銭」をしたことがあるか尋ねたところ、「ある」と回答した人は6.6%だった。どの配信サービスで投げ銭をしたことがあるか聞くと、「YouTube」(62.0%)が最も多い。「YouTube」では、ライブ配信や動画のプレミア公開の際に利用できる「スーパーチャット」という機能があり、1回につき100円~5万円まで、好きな金額を設定して送ることができる。
今までに行った「投げ銭」の1回の最高金額について聞くと、「100円~300円未満」(21.7%)が最も多く、「500円~1,000円未満」(19.3%)、「1~100円未満」(18.1%)と続いた。「1万円以上」(4.8%)と回答した8人に、1回の最高額を聞いたところ、そのうち2人が「5万円」と回答した。
「投げ銭」をした理由について聞くと、「推しを応援したかったから。好きだったから」(10代・女性)、「配信者にコメントを読んでほしかったから」(20代・女性)、「頑張ってるアイドルに出資したかったので」(40代・男性)、「自分の応援がその人の励みになるのが良いと思うから」(30代・男性)、「楽しい時間に見合った金額を形として示したかった」(60代・男性)といった声が寄せられた。
5,000円以上投げ銭をした人からは、「配信していたライバーをイベントで勝たせるため」(50代・男性)、「好きなライバーのイベントでの結果を少しでも良くするため」(50代・男性)という回答も目立った