トヨタ自動車は「スープラ」の一部改良を実施する。
「スープラ」は1978年の初代誕生以降、直列6気筒エンジンのFR車という特徴を継承し続けるトヨタのスポーツカー。
これまで数々のモータースポーツで活躍してきたスープラは現在、SUPER GTに参戦中。同車をベースとしたレース専用車両「GR Supra GT4」は発売開始から約1年半(2021年末時点)で累計販売台数50台を達成するなど、公道とサーキットの両方で活躍するモデルだ。
今回の一部改良では、シャシー性能を更に熟成させることで、運動性能に磨きをかけた。加えてユーザーからの強い要望・期待に応えるべく、「スープラ」のハイパワーエンジンに合わせたマニュアルトランスミッションを新規に開発し、RZグレードに設定した。
主な改良内容は、
(1)「ステアリング、足回りの改良によるハンドリング性能、乗り心地性の向上(全グレード共通)」
(2)「マニュアルトランスミッションを新規設定(RZグレードのみ)」
(3)「新意匠鍛造19インチホイールを採用(RZグレードのみ)」
(4)「新規外板色3色とタンカラー内装の採用」
(5)「サウンドシステムの改良(RZグレード、SZ-Rグレード)」
などとなる。
同モデルは2022年夏頃から商談の受け付けを開始し、同年秋頃から日本のユーザーに届ける予定。