日本生命保険はこのほど、「母の日」に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は、「ずっともっとサービス」のサンクスマイルメニューのひとつとして、ホームページ内の「ご契約者さま専用サービス」にて実施した。調査期間は2022年3月1〜31日、有効回答は1万8,901人。

プレゼントの平均予算5,831円

  • [贈る方]プレゼントの予算、[贈られる方]プレゼントの希望金額

今年は「母の日」にプレゼントを贈る予定か尋ねたところ、「贈る」は74.9%と前年より0.7ポイント増加。「贈る」と答えた人の割合を都道府県別にみると、沖縄県が88.9%で最多となった。一方、「贈らない」理由については、「贈る習慣がないため」が52.4%と最も多く、次いで「コロナ禍で会えないため」が8.9%となった。

プレゼントの中身については、贈る予定の人・贈られる人の希望ともに1位「生花・カーネーション」(贈る43.7%・もらう32.4%)、2位「食事」(同19.7%・同29.9%)との順に。また、プレゼントを贈られる人のうち、23.1%が「手紙・メール・絵」を希望しているのに対し、贈る予定の人はわずか3.4%となり、両者の差は19.7ポイントあることがわかった。

プレゼントを贈る人の予算は、「3,000円〜5,000円未満」が42.3%と一番多く、以下、「3,000円未満」が26.0%、「5,000円~1万円未満」が22.9%と続いた。それに対し、贈られる人は「金額にはこだわらない」との回答が33.7%で最多となった。

プレゼントを贈る人の平均予算は5,831円、贈られる人の希望金額の平均は3,182円で、その差は2,649円。また、プレゼントの予算を都道府県別にみると、1位沖縄県(7,655円)、2位大分県(6,964円)、3位富山県(6,717円)となった。ニッセイ基礎研究所生活研究部上席研究員の久我尚子氏は、「お金をかけた品物よりも、手紙や絵などの心をこめたプレゼントが一層、喜ばれそうです」とコメントしている。