イオンペットは4月27日、「コロナ禍でのペット用品購入」に関する調査結果を発表した。同調査は4月16日~17日、コロナ前から犬もしくは猫を飼っている111人を対象に、インターネットで実施した。
ペット用品(ペットフード含む)の購入先を、コロナ禍以前(2020年春より前)とコロナ禍になってから(2020年春以降)で尋ねたところ、コロナ前は「ホームセンター/ディスカウントストア」が最も多かったが、コロナ後は「ネットショップ」が1位となっている。「ネットショップ」は、コロナ前が48.6%だったのに対し、コロナ後では5.5ポイント増加した。コロナ後に増えた購入先としては、「動物病院」も挙げられる(コロナ前10.8%→コロナ後12.6%)。
コロナ禍ではペット用品(ペットフード含む)をできるだけネットショップで購入したいと思うか尋ねると、41.1%が「とてもそう思う」と「まあまあそう思う」と答えた。その理由としては「値段が安いから」「重いものを届けてくれるから」「できるだけ外出は控えたいから」といったものが多かった。
「あまり思わない」「全く思わない」と答えた人にその理由を聞くと、「送料がもったいないから」「動物病院でしか買えないものがあるから」「実店舗のほうが買いやすいから」などの声が寄せられた。
コロナ禍でペット用品をネットショップで購入していると答えた人に、コロナが収束しても引き続きネットショップの利用を継続するか尋ねると、63.3%が「メインで利用すると思う」と答えた。
コロナ禍でペット用品をネットショップで購入していると答えた人に、ネットショップを利用し始めたきっかけは、コロナ禍が理由であったか聞くと、90%が「いいえ」、10%が「はい」と答えた。
ネットショップで主に購入しているのはペット用品について聞くと、「ペットフード・おやつ」(71.7%)が最も多く、「トイレ用品」(30.0%)、「サプリメント」「おもちゃ・爪とぎ」(各18.3%)と続いた。
コロナ禍でペット用品を主にリアルの店舗で購入していると答えた人に、ネットショップではなくリアルの店舗で購入する理由について尋ねたところ、52.8%が「実際に商品を見て買いたいから」と答えた。36.0%は「ほかの商品などと比べながら買いたいから」、34.8%は「ほかの店舗など、外出のついでに買いたいから」となっている。