俳優の神木隆之介と柴咲コウがW主演を務める映画『ホリック xxxHOLiC』(4月29日公開)の本編映像が22日、公開された。

  • 左から神木隆之介、磯村勇斗

    左から神木隆之介、磯村勇斗

同作はCLAMPによる同名コミックの映画化作。人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視えてしまう孤独な高校生・四月一日(神木)は、ある日一羽の蝶に導かれ、不思議な【ミセ】にたどり着く。妖しく美しい【ミセ】の女主人・侑子(柴咲)のもとで暮らし【ミセ】を手伝うようになった四月一日は、同級生の百目鬼やひまわりとも仲を深めていき、悩みを抱えた人々と出会ううち、想像を超える大事件に巻き込まれていく。

この度公開されたのは、アヤカシを操り四月一日(神木隆之介)を闇の世界へ引きずり込もうとする女郎蜘蛛(吉岡里帆)に心酔する手下・アカグモ(磯村勇斗)の行動にドキドキさせられるシーン。アカグモは映画オリジナルキャラクターで、セクシー&妖艶なビジュアルが話題になっている。

蜷川監督も「自分の好みをすべて詰め込んだ」と語るアカグモは、ヒトでありながら女郎蜘蛛を崇拝する手下という背景を持つ。演じた磯村曰く「色気のある仕草や喋り方で、女郎蜘蛛に実は転がされているのに、そこに興奮してしまうくらいの変態さを持つ」多面性のある実態の見えないミステリアスなキャラクターだという。

映像内では困惑するひまわり(玉城ティナ)の肩を抱きながら耳元で甘い声で囁き「本当は、聞いてもらいたいでしょ? 大丈夫。話して」と畳みかけるアカグモの姿が。さらに四月一日に対しては肩を強く抱きしめ「ここに来ると思い出しちゃうな。君の血の味……」と恍惚とした表情で囁く、色気のあるシーンになっている。

(C)2022映画「ホリック」製作委員会 (C)CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社