ワークポートは4月21日、「マネーリテラシー(お金の知識)」に関する調査結果を発表した。調査は4月7日~14日、同社を利用している20代~40代のビジネスパーソン262名を対象にインターネットで行われた。
調査によると、「自身のお金の知識力に自信がない(まったく+あまり)」という人は60.6%。また、お金について日々情報収集をしているか尋ねたところ、53.8%の人が「していない」と回答。
情報収集をしていない理由を聞いたところ、そもそも「興味がない」「不要だ」と、必要に迫られていないと回答する人が多数見受けられたほか、「難しそう」「どんな情報を、どのように収集するべきなのかがわからない」「時間が取れない」「情報が多くて判断ができない」ということがネックになっているという意見も多く挙がった。
続いて、「これまで体系的にお金の知識を学ぶ機会があったか?」と質問したところ、75.6%が「なかった」と回答。また、「お金の知識をもっと身につけたいか?」と聞くと、大半の人が「身につけたい」(83.6%)と思っていることが明らかに。
お金の知識をもっと身につけたい理由を聞くと、「給料だけでは生活していけないほど生活が苦しいから」「老後が心配だから」など、現在および老後のお金への不安から解放されたい人が多いよう。そのほか、知識不足による機会損失をしないためにも、今のうちから勉強しておきたいという声も見受けられた。
最後に、お金の価値観について調査したところ、 84.0%が「お金さえあれば、もっと良い人生になるのにと思うことがある」と回答。また、お金に対するイメージとして、82.8%もの人が「良い・ポジティブなイメージ」を持っていることがわかった。