ムーミン物語は4月27日~7月3日、「ムーミン谷とアンブレラ」を、ムーミンバレーパーク(埼玉県飯能市)で開催する。

  • 「ムーミン谷とアンブレラ」(2021年度実施イメージ)

「ムーミン谷とアンブレラ」は、日本最大級約1,200本の傘(2022年1月現在の同社調べ)が広がるイベントで、今年で3回目の開催となる。今回のテーマは「イマジネーションの気球に乗って、どこにでも飛んでいこう」。ムーミンの原作絵本『ムーミン谷へのふしぎな旅』をモチーフにしたデザインとなっており、鈴木マサル氏がアートディレクションを務めた。

  • 物語の最後を再現したコーナー(展示施設「KOKEMUS」3階)

モチーフとなった絵本『ムーミン谷へのふしぎな旅』は、気むずかしやの女の子スサンナが、野原でひろったふしぎなめがねをかけてムーミン谷への旅を始めるというストーリー。スサンナは、まものが迫ってきたときに、危機一髪で気球に乗りムーミン谷へと降り立ち、ムーミンたちから歓迎を受ける。今年のアンブレラのデザインには、そのシーンを感じられるような配色、気球のモチーフや、ムーミン谷の仲間たちを取り入れた。

レインボーのアンブレラが広がるのは約200メートルの回廊。途中には、リトルミイやムーミン、スサンナのねぼすけネコ、気球などが配置されている。「傘の下を歩きながら見つける先に待っているのは、花が咲き乱れるようなカラフルな傘の空間。リトルミイ、ムーミンの物語とリンクした、この場所でしか見る事の出来ないアンブレラスカイを是非見に来てください」と、アートディレクターの鈴木氏はコメントしている。

  • 物語に登場するキャラクターが隠れている