資生堂が展開する「樹木との共生」をテーマに掲げたスキン&マインドブランド「BAUM(バウム)」。4月7日に新作の新感触乳液「バウム オイルコントロール エマルジョン」(本体100mL8,800円、レフィル100mL7,700円/価格は編集部調べ)を全国のBAUMストアおよびオンラインストアで発売した。
バウムは2020年6月、同社のプレステージ領域(「SHISEIDO」「クレ・ド・ポー ボーテ」「IPSA」「NARS」「bareMinerals」「Laura Mercier」「Dolce & Gabbana」などの高価格帯化粧品やフレグランス)からデビュー。樹木由来成分を配合、森林浴をしているかのようなリラックス感のある香りが特徴だ。
「樹木という自然からの恩恵を受け取るだけではなく、循環させ未来につなぐことで、肌への満足感だけにとどまらず、心も満たされ、新たな豊かさを提供できるブランドになりたいという思いで誕生しました」とバウムジャパン マーケティング部ブランドマネージャー 伊東あかね氏。
商品パッケージにも、本物の木を採用。カリモク家具協力のもと、家具を製造する過程で出る小さな端材をアップサイクルしている。
カリモク家具 事業開発部部長 伊串直恭氏は「我々にとってパッケージを作るのは初めてのこと。端材のアップサイクルということで意匠面や性能を担保するというところにも苦労がありました。小さい何気ないパッケージではありますが、カリモクの木に対する知識や経験、技能が詰まったものになったと自負しております」と話す。
「しっとり、でもさらり」をかなえる新食感乳液
バウムのスキンケアの基本はシンプルで、うるおいを与え肌を整える「ハイドロエッセンスローション」(化粧水)とうるおいを包み込み保湿する「モイスチャライザー」(乳液、オイル、クリーム)の2ステップで行う。
今回の新商品は、モイスチャライザーのラインナップに追加される。保湿力の高い乳液に、皮脂吸着効果にすぐれた自然由来パウダーを配合。肌にしっとりとうるおいを与えながら、さらっと心地のよい素肌に。皮脂過剰だが乾燥している、大人のアンバランスな肌にアプローチする。
自然由来指数95.5%(水を含む/ISO 16128に基づき算出)で、パラベン(防腐剤)フリー、シリコーンフリー、合成着色剤フリー。天然樹木などの香料をモダンに調香した香り。
しっとりうるおうのに肌の表面はさらっとした感触で使いやすい。森林の中にいるようなさわやかな香りとインテリアの一つにしたい美しいパッケージは、ジェンダーレスに取り入れやすそうなアイテムだ。