Oneは4月6日、「社内コミュニケーションに関する調査」の結果を発表した。調査は3月3日〜4日、全国20歳~59歳の正社員2,500名を対象に、WEBアンケート方式にて行われた。
調査によると、社内コミュニケーションに「課題を(とても+やや)感じている」人は57.2%。「とても感じる」と回答した人の割合は、年代が上がるにつれて多くなる傾向が見られた。
何に課題を感じるのかと質問したところ、「他の人の仕事が見えない」が44.5%で最も多く、次いで「社内の一体感がない」(41.0%)、「雑談などコミュニケーションが少ない」(38.4%)と続く結果に。特に50代では「社内の一体感がない」が50.4%と非常に高く、20代(27.6%)と大きな差が見受けられた
続いて、勤め先にどのような社内コミュニケーション施策があるかを尋ねたところ、「社内報」が圧倒的に多く70.0%。次いで「従業員アンケート」(37.1%)、「メンター制度」(23.9%)という結果に。こうした社内コミュニケーション施策に対する満足度を聞くと、どの施策でも約半数が満足しているものの、「とても満足」と回答した人の割合は全ての項目で1割程度だった。