ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICS from EXILE TRIBEが9日、10枚目のシングル「サンタモニカ・ロリポップ」をリリースした。ボーカルの中島颯太、パフォーマーの瀬口黎弥、堀夏喜、木村慧人に、同シングルの魅力やグループの活動について話を聞いた。

  • FANTASTICS from EXILE TRIBEの堀夏喜、中島颯太、木村慧人、瀬口黎弥(左から) 撮影:蔦野裕

冠番組『FUN!FUN!FANTASTICS SEASON2』(日本テレビ)の主題歌に起用された「サンタモニカ・ロリポップ」は、懐かしさを感じさせつつも現代的で洗練されたシティポップサウンドと、サンタモニカの初夏のさわやかでカラフルな景色や恋愛模様を描いた歌詞が魅力。カップリングには、メンバーの佐藤大樹が声優を務めるアニメ『錆色のアーマ -黎明-』エンディング曲「Tie and Tie」、同じく佐藤が出演するドラマ『liar』(MBS/TBS)のエンディング主題歌「Turn to You」など、全4曲を収録している。

――「サンタモニカ・ロリポップ」の魅力をアピールお願いします。

中島:昔のシティポップ感もありつつ、すごくオシャレなメロディーラインで、今の皆さんにハマるような楽曲だと思うので、散歩中や通勤、通学のときに聴いていただけるとうれしいです。ほかにもバラードが3曲も入っていて、盛りだくさんのシングルになっています。

――個人的なお気に入りポイントを教えてください。

中島:何度聴いても飽きず、気分が上がるオシャレな楽曲。リズム感とトラックがいいので、歩いている時に聴くとすごくハマると思います。

:スタイリッシュなシティポップサウンドと頭に残るフレーズが散りばめられた歌詞が魅力だと思います。

木村:さわやかなサウンドで、サンタモニカの情景が思い浮かんできそうなくらい気持ちのいいところが気に入っています。お気に入りの歌詞は「海から近い天国」です。そのパートの振り付けは僕が考えたのですが、どうやったらこの歌詞が思い浮かぶのか…本当にすごいです。

瀬口:ミュージックビデオ(MV)のセットや装飾品がかわいいなと思いました。サンタモニカのような外国の雰囲気が感じられる点も気に入っています。

――レコーディングでこだわったことは?

中島:表情とアクセントの持っていき方にこだわりました。もはや歩いて歌っているイメージで歌いました。

――振り付け・ダンスのポイントも教えてください。

木村:今回も世界さんが振り付けしてくださったのですが、そのときに「自由」とおっしゃっていたので、今回は振りをそろえるというより、各々自由に自分が感じたように踊っています。

瀬口:体の芯から心地よさを感じるグルーヴィンな振り付けがポイントです。

:全体を通して流れるような振り付けが曲のオシャレさを引き立てていると思います。

中島:ボーカルも含め複雑な構成と踊りがあり、僕もすごく楽しいです。

――MV撮影で印象に残っていることは?

中島:堀夏くんと2人で、堀夏くんの振りとサビを踊り、パフォーマーの気持ちを経験することができました。ガッツリ2人きりでのダンス、すごく楽しかったです。

瀬口:(八木)勇征と2人で撮影したシーンが印象に残っています。お互いに踊り合って楽しい空間でした!

:1つの家で共同生活をしているテーマで撮影しました。イメージシーンでは生活の一コマが見えて面白いと思います。

木村:ペア振りやペアでのイメージシーンが多く、僕は大樹くんとプールサイドで踊ったり、自転車の整備をしたりしました。極寒の中で撮影したことも印象に残っています。