ロバート・ウォルターズ・ジャパンは3月17日、「女性の育児休業」に関する調査結果を発表した。調査は2022年1月21~27日、2月17~24日、同社に登録し、国内で働く女性会社員855人を対象に行われた。

調査結果は以下の通り。まず「育休制度を利用しましたか」と聞くと、外資系企業では「はい」(72%)、「いいえ」(28%)。日系企業では「はい」(66%)、「いいえ」(34%)だった。

  • 育休制度を利用しましたか

次に、「育休復帰後の仕事内容と業務量の満足度」を尋ねると、「業務量が多く、家庭とのバランスが難しい」(31%)、「柔軟な働き方とのバランスがいい」(24%)、「やりがいがあり総体的に満足」(17%)、「時間を柔軟に使えるがやりがいは感じない」(13%)、「現状に不満があり転職を検討中」(8%)、「その他」(7%)となっている。

  • 育休復帰後の仕事内容と業務量の満足度

また、「仕事と育児の両立にあたり、職場でのサポート体制の満足度は?」と聞いたところ、育休取得者の約7割が「満足している」「ある程度満足している」と回答。一方、何らかの理由で育休を取得せず、現在は就業をしている女性のうち、「満足している」もしくは、「ある程度満足している」と回答したのは、約半数だった。

  • 仕事と育児の両立にあたり、職場でのサポート体制の満足度は?