日本テレビ系ドラマ『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』(毎週水曜22:00~)に出演する高畑充希、松田翔太、坪倉由幸(我が家)がこのほど、クランクアップを迎えた。最終回は、きょう16日に放送される。
まずは葛原役の坪倉がクランクアップ。会社存続を訴える雛子を厳しい表情で冷たくあしらうシーンのラストカットを撮り終え、集まってくるスタッフに、一転して笑顔で「あれ? どうしたんですか? 何かあるんですか?」とボケて笑いを誘うと「坪倉さんオールアップです!」の掛け声が。続いて、主演の高畑から花束が渡された。
撮影を振り返り、坪倉は「皆さん本当にお疲れさまでした。最初の方はそば屋(で志尊淳演じる大牙の相談にのるシーン)だけで終わるのかなと(笑)。高畑さんともセリフを交わすことなく終わるのかと思っていたんですけど、終盤で絡むシーンがあってすごくうれしかったです 」とコメント。続けて、「その時に、おきれいでお芝居が上手いだけじゃない“スゴい女優さん”だなって改めて思いました。とにかく…彼女はもっと伸びると思います(笑)。応援しています」と笑いで締めくくった。
そして、ついに訪れた『ムチャブリ!』オールアップの瞬間。最後のシーンを撮り終え、高畑、松田がそろってクランクアップし、3カ月半に及んだ撮影を互いに笑顔で労い合った。
松田は「とても難しい役を頂いて、いろいろ勉強になりました」とコメント。印象に残っているシーンとして雛子との遊園地デートのシーンを挙げ、「ジェットコースターに乗ったのが何十年振りでしたし、デートというのも新鮮な気持ちでした。(この作品は)みんなで考えて作りながら撮影していく感じだったので、楽しかったです 。皆さんありがとうございました」と爽やかな笑顔でスタッフ・キャストへの感謝を気持ちを伝えた。
そして、高畑に監督から花束が…と思いきや、サプライズで宮内役・荒川良々が私服姿で走り込んで登場。花束を手渡されると、高畑は「(サプライズの)衝撃がスゴくて…誰かと思った(笑)」と笑顔でコメント。「良々さんがアップのとき、サラッと帰られたので寂しかったんですけど、このサプライズがあったんですね。ありがとうございます」と喜びを感じながら、「皆さん、お疲れさまでした。寒い中のロケで大変でしたけど、みんなで何とか乗り切れて嬉しかったです。現場がいつも明るくて前向きなオーラにあふれていたので、私もそれに助けられて撮影することができました。役柄でカッコイイ2人に取りあわれて、『超役得だな』と思いながら、楽しく演じていました(笑)」と振り返った。
さらに、印象深い現場での思い出として、胸キュンシーンの数々を挙げて、「ちょっと“キュン”なシーンは、女性スタッフが額を寄せ合って『どうやったら大牙君がカッコよく見えるか? 浅海さんがカッコよく見えるか?』みたいなことをずっとしゃべっていました。物語が進むにつれてお2人の魅力が拮抗して『どっちも選べないよー』と自分も思っていたし、(視聴者にも)思っていただけたかな?と、感じています。皆でがんばってよかったです」と締めくくると、現場で改めて拍手が起こり、スタッフ・キャスト一同、笑顔でドラマを撮了した。