学情は3月15日、「2022年4月入社の新入社員の勤務形態」に関する調査結果を発表した。調査は2月24~28日、企業の人事担当者354人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず「『2022年4月入社』新入社員の勤務形態」を聞くと、「出社」(58.8%)、「出社とテレワークの組み合わせ」(31.9%)、「入社し一定期間後に、テレワークを実施」(8.3%)、「入社後すぐに、テレワークを実施」(0.9%)だった。

  • 「2022年4月入社」新入社員の勤務形態

人事担当者はからは、「テレワークだけでは、OJTが難しい」「テレワークは新しいことを習得するのに向かないと思う」「仕事に慣れたり、社内の雰囲気を掴んでもらうために、基本的には出社での勤務を予定している」「入社直後は先輩社員とのコミュニケーションが大切だと思う」などのコメントが寄せられている。

また、「若手社員がテレワークをする際に課題になる点」を尋ねると、「モチベーションの状態をつかみにくい」(75.4%)、「報連相などのコミュニケーション不足」(69.3%)、「作業の進捗状況や成果の把握が難しい」(62.1%)、「残業など労働時間を把握しにくい」(22.0%)、「オンラインツールの活用が不十分」(13.6%)という結果だった。

  • 若手社員がテレワークをする際に課題になる点