アイドルグループ・ジャニーズWESTの小瀧望が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『鹿楓堂よついろ日和』(※通常より繰り下げ24:10~)第8話がきょう5日に放送される。

  • 左から小瀧望、大西流星、西垣匠、佐伯大地、葉山奨之=テレビ朝日提供

和風喫茶「鹿楓堂」の店主でお茶担当のスイ(小瀧)、料理担当・ときたか(葉山奨之)、スイーツ担当・椿(大西流星/なにわ男子)、珈琲担当・ぐれ(佐伯大地)ら4人のスペシャリストとお客さんたちの心温まる交流を描く同作。

和服男子に、和風喫茶、日本食というジャパニーズ文化の魅力が詰まった同作が、このたび世界で配信されることが決定。海外ファンからの「私の国では見られないの? 見たい!」という熱烈なラブコールを多数受け、世界244の国と地域で配信することが決定した。アジア圏ではNetflix、そのほか北南米、ヨーロッパ、アフリカ、オセアニア地域はRakuten Vikiで配信される。

第8話では、スイが偵察に来ていたライバル店の見習いシェフ・花岡千利(西垣匠)の元気のない様子を心配し、1日店員としてスカウトする。天敵の椿とモメながらも、調理中のときたかの手さばきに興味津々の千利。「千利くんはシェフになりたいんですか?」というときたかの優しい言葉に、どん底時代に出会った神子洸一郎(戸次重幸)との思い出や複雑な気持ちを語り始める。

さらにシェアハウスでの晩ごはんに誘われ「敵の窯の飯が食えるか!」と言いつつも、メニューがグラタンだと聞いてあっけなく陥落する千利。ときたかや椿、ぐれがスイと一緒に鹿楓堂で働く理由を知るうち、誰からも愛されるスイの姿が、自分が尊敬する洸一郎の姿と重なっていく。そんな千利の姿を見守るスイは、千利とともに洸一郎と娘のまり(加藤柚凪)のもとへ。とにかく洸一郎の役に立ちたいと考える千利と、そんな千利を案じる洸一郎。2人の優しさが生んだすれ違いの理由、出逢ったころから胸に秘めてきた2人の“隠された想い”とは。

一方、スイの双子の兄・東極八京(藤井流星)は、ひょんなことからパティシエ・角崎英介(白洲迅)の実家の定食屋へ。母親と妹を紹介され、乾杯して酒を酌み交わすうちに角崎は八京と初めて出会ったときのことを語り始める。不愛想で理解されづらい八京を「京くん」と呼び、いつもちょっかいをかけつつも世話を焼いてきた角崎。双子の弟であるスイとの関係の修復も、誰よりも願っているように見える角崎だが、なぜそこまで八京に関わるのか。八京が忘れてしまっている些細な出来事が大きな転機になったこと、ここまで八京に関わろうとする理由など、不思議な距離感で八京に接する角崎の本当の気持ちが明かされる。