大阪市天王寺にある「ジオラマ食堂」。リアルな鉄道模型のジオラマが設置された、保護猫とふれあえる食堂です。この「ジオラマ食堂」には、巨大猫が出没するとか……公式アカウント「ジオラマ食堂official【公式】」(@officia86839977)が投稿した動画が話題になっています。

この電車に乗りたい猫好きの方はいますか?
居たらリツイート…(@officia86839977より引用)

  • (@officia86839977より引用)

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」川端康成の小説『雪国』を思い出したくなりますが、ここ「ジオラマ食堂」では……

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トンネルを抜けると猫がおった。

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この猫は、ジオラマ食堂に暮らすトムさん。ジオラマがリアルすぎて、まるで巨大猫のよう。トムさんに向かって電車はどんどん進みますが、お口にコツン!

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バックしようとすると、引き止めるように手を伸ばされ、電車は横転してしまいました。大事故ですが、「乗らない選択肢はない」「脱線させられても乗りたい! 肉球でぷにぷにされたい」「これなら乗りたい、むしろ破壊されたい(笑)」「最後の肉球ドーンがたまらないです。こんな緊急停車なら大歓迎」と乗車希望の声多数。

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なおこのトムさんの動画、ロングバージョンとして「Do you want to take this train?」もジオラマ食堂さんのYouTubeに投稿されています。こちらは2分20秒間、たっぷりと鉄道旅行が楽しめます。

ジオラマ食堂の店内にはぐるりと鉄道模型が敷かれていますが、今回トムさんとの遭遇が起きたのは「にゃぐら川橋梁」のあたりだそう。

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この動画には、8.6万いいね、2.2万件のリツイートと大きな反響がが寄せられています。「巨大怪猫ニャジラ現わる」「ああ~! これで会社に行けない」「線路内にねこちゃんが侵入したため、ダイアが大幅に乱れております……」とリプライや引用リツイートは大喜利のような状態にも。

鉄道模型を目玉としていた「ジオラマ食堂」さんは、2020年に瀕死の子猫とその家族を保護したそう。保護した子猫たちが店内のジオラマで遊ぶ様子をSNSにアップしたところ、大きな話題に。現在は保護猫の里親募集を行っていたり、2021年にはキャットホテルをオープンしています。

店内で思い思いにくつろぐ猫たちの様子や里親募集の活動は、TwitterやYouTubeにもアップされています。