アクサスは3月2日、「ITエンジニアの採用課題と背景」に関する調査結果を発表した。調査は1月24~25日、企業のITエンジニア採用責任者1,013人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず「社内のITエンジニアについて、人材不足に陥っていますか」と聞くと、「深刻な人材不足に陥っている」(29.3%)、「若干の人材不足に陥っている」(50.0%)、「現時点では足りているが、今後人材不足に陥る可能性がある」(18.0&)、「十分に足りており、今後も人材不足に陥る可能性はない」(2.7%)となった。

また、「人材不足をどのような方法で改善していますか」と聞いたところ、「中途採用」(76.0%)、「新卒採用」(47.6%)、「人材派遣会社を活用」(36.9%)、「外部パートナーに業務委託(SES)」(25.6%)、「フリーランスエンジニアに業務委託」(15.3%)、「その他」(0.7%)だった。

  • 社内のITエンジニアについて、人材不足に陥っていますか/人材不足をどのような方法で改善していますか

次に「社内において、エンジニア採用が必要な理由を教えてください」と尋ねると、「スキル不足のエンジニアが多い」(62.9%)、「募集しても応募が来ない」(36.1%)、「離職数が多い」(26.4%)、「忙しくて育てられない」(22.2%)、「その他」(2.3%)という結果だった。

  • 社内において、エンジニア採用が必要な理由を教えてください

そして、「現在所属している会社において、エンジニアに求めるスキルを教えてください」と聞くと、「汎用的な技術知識/スキル」(62.6%)、「リーダーシップ(PM・PL)」(38.0%)、「顧客志向」(34.9%)、「協調性」(25.3%)、「資格取得(自己学習)への意欲」(21.3%)、「その他」(1.3%)となった。

さらに、「求めるスキルを持つエンジニアの採用は難しいですか」と聞いたところ、「はい」(93.1%)、「いいえ」(6.9%)となっている。

  • 現在所属している会社において、エンジニアに求めるスキルを教えてください/求めるスキルを持つエンジニアの採用は難しいですか