ビズヒッツは2月24日、「上京して転職した理由に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は1月9日～24日、上京転職の経験がある男女192人を対象に、インターネットで実施した。

  • 上京して転職した理由

「上京して転職した理由」を聞いたところ、最も多い回答は「地方より仕事が多い」(49人)だった。2位は「東京への憧れ」(30人)、3位は「地方より収入が高い」(24人)となっている。

フリーコメントでは、「企業が多く、仕事を見つけやすかった」「漫画やドラマに出てくる東京に憧れていた」「地元だと稼げないので転職した」などの声もあり、求人数の多さや選択肢の幅、収入など、東京で働くメリットに惹かれて上京転職した人が多いことがわかった。

地方から上京して転職した経験のある人に「上京転職するうえで最も不安だったこと」を聞くと、「金銭面でやっていけるか」(69人)という回答が最も多かった。次いで「知り合いがいない」(35人)、「新しい仕事・職場への不安」(29人)と続いている。

フリーコメントでは、「物価や家賃が高いので、生活していけるか不安だった」「知り合いなどが一切いなかったので不安だった」など、仕事そのものや転職活動への不安より、「東京での生活」についての不安を挙げた人が多かった。

  • 上京転職するうえで最も不安だったこと

地方から上京して転職した経験のある人に「転職活動をした時期」を聞いたところ、66.7%が「地元にいる間に転職活動した」と答えた。

  • 転職活動をした時期

地方から上京して転職した経験のある人に「上京転職は成功だったか、失敗だったか」尋ねると、50.5%が「どちらかといえば成功」、30.7%が「成功」と答えた。合わせると8割が上京して転職し、成功と考えていることがわかった。

成功した人からは、「収入が上がり、スキルアップもできた」「東京は朝起きてから夜寝るまでずっと楽しい」などの声が挙がっている。一方、「失敗」と回答した人の理由は、「自分のしたいことが不明確だったため、上京しても何も見つけられなかった」「家賃が高く、実際に手元に残ったお金は上京前より減った」「転職先に馴染めず、体調を崩した」などだった。

  • 上京転職は成功だったか、失敗だったか