BLISSLEADはこのほど、新型コロナウイルス変異株・オミクロン株が起業家に与えた影響に関する調査の結果を発表した。調査期間は2022年2月9日〜20日、調査対象は起業の専門学校・アントレカレッジ「起業スタートアップセミナー」参加者、有効回答は177人。

オミクロン株「起業時期に影響なし」が85.8%

  • オミクロン株の影響で起業時期を変更した企業はどれくらい?

    オミクロン株の影響で起業の予定時期は変わりましたか? 引用 アントレカレッジ|株式会社BLISSLEAD

オミクロン株の収束後に起業を考えているか尋ねたところ、「収束を待たずに起業する」が最も多く47.4%。次いで「収束後に起業する」が28.8%、「収束後も起業は考えていない」が23.7%となった。

オミクロン株の影響で企業の予定時期は変わったかとの問いには、85.8%が「変わらない」と回答し、「変わった」は14.2%にとどまった。また、オミクロン株が与えた起業職種・業界への影響については、「起業する職種・業界に変更はない」が86.8%に上り、「職種・業界を変更した」はわずか13.2%となった。

オミクロン株の影響で創業融資制度など、資金調達制度の利用を検討したか質問すると、85%が「オミクロン株の流行後、資金調達制度を検討していない」と回答し、「検討した」は15%となった。