マイナビは2月1日、「非正規雇用に関する求職者・新規就業者の活動状況調査(1112月)」の結果を発表した。調査は1月5日~11日、全国15~69歳の男女(中学生を除く)のうち、11〜12月に非正規雇用の仕事探しをした1,533名を対象にインターネットで行われた。
調査によると、2021年11月〜12月にアルバイト探しをした人は13.7%。最も探されたアルバイトの職種は、「販売・接客・サービス」で31.5%、次いで「オフィスワーク」(31.2%)、「軽作業」(22.4%)と続いた。
今後希望しているアルバイトの職種については、現在働いている職種別でみると、「オフィスワーク」「エンジニア・サポート・保守」「医療・介護・福祉」「教育」「軽作業」で5割以上が、現在と同一の職種を希望。一方で、現在「飲食・フード」で働いている人の59.2%は、現在と異なる職種を希望しており、特に希望が高いのは「販売・接客・サービス」(20.5%)、次いで「軽作業」(9.8%)となった。
2022年4月に育児・介護休業法が改正されることで、育休、介護休業が取得しやすくなると思うか聞いたところ、「(どちらかといえば)取得しやすくなると思う」(28.2%)は3割弱にとどまる結果に。「引き続き雇用された期間1年以上の条件が撤廃されるから、取得しやすくなると思う」と期待の声もあがった一方で、「(どちらかといえば)難くなると思う」と回答した人(21.4%)からは、「非正規雇用なので、自分からは言い出しにくい。もしかしたら、そのまま退職をうながされそうなので」という意見も寄せられた。