ユウクリは2月1日、「クリエイターの働き方実態調査」の結果を発表した。調査は2021年12月14日~2022年1月4日、クリエイティブ業界で活躍中のクリエイター511名(うち会社員クリエイター276名)を対象にインターネットで行われた。

  • 現在の働き方について

    現在の働き方について

現在の働き方を教えてもらったところ、会社員クリエイターは、「フル出社」が42%、「ハイブリッド」が39.5%、「フルリモート」は18.5%と、意外にも、コロナ禍2年経った現在もフル出社が多いということが明らかに。一方、フリーランス・会社経営者のクリエイターは、「フルリモート」が70.5%を占めた。

さらに、ハイブリッドの働き方をしているクリエイターを対象に、出社とリモートの割合を聞いたところ、「週1出社、週4日リモート」(25.7%)が最も多く、次いで「週2出社、週3日リモート」(21.6%)、「週3出社、週2日リモート」(15%)と続き、ハイブリッドの働き方をしているクリエイターは、比較的出社の割合が少ないことが分かった。

  • コロナ前と比べて生産性が向上されたかどうか

    コロナ前と比べて生産性が向上されたかどうか

次に、コロナ前後で働き方の変化が著しい会社員クリエイターを対象に、コロナ前と比べて生産性が向上されたかどうかを尋ねたところ、「フルリモート」の場合では、70%以上のクリエイターが「生産性が上がった」と回答。理由を聞くと、「通勤時間がない分仕事ができるから」が多くあがった。

一方、「フル出社」については、やはり「変わらない」(81%)が大半を占める結果に。また、「ハイブリッド」の場合では、半数近くが「変わらない」と回答しており、生産性の面ではさほど効果を感じていないクリエイターが多かったものの、一方で、「上がった」「かなり上がった」の回答が約40%以上と、二極化していることが読み取れた。