日本マーケティングリサーチ機構は1月28日、「退職金制度」に関する調査結果を発表した。調査は1月1日~25日、全国の10~70代の男女を対象にインターネットで行われ、1,030名の有効回答を得た。
「今の仕事を5年以上続けようと思いますか?」と聞いたところ、「続けようと思う」が最も多く56.04%。「続けようと思わない」は17.08%、「どちらでもない」が26.88%となった。
また、「2022年度分以降、勤続5年以下の人の退職金が減る(税金が増える)ことを知っていますか?」という質問に対しては、80.41%が「知らなかった」と回答。改めて、退職金制度が変更したことによって今の仕事を5年以上続けようと思うかと聞くと、「5年以上続けようと思う」という人は60.14%、「5年以上続けようか悩んでいる」が15.49%、「5年以上続けたくない」が10.25%となった。
「退職金の制度が変更した事によって長く働く意欲は上がりましたか?」と質問したところ、「働く意欲が(とても+少し)上がった」と回答した人は29.61%と3割程度となり、約6割が「あまり変わらない」(58.09%)と回答した。