北海道日本ハムファイターズの“BIG BOSS”新庄剛志監督が、あす25日に放送される日本テレビ系バラエティ番組『世界一受けたい授業』の2時間スペシャル(19:00~)に出演する。
冒頭からスタジオセットの壁を突き破り、生徒(パネラー)たちをアッと驚かせる番組初の演出で現れ、一瞬で盛り上げる新庄。
授業では、コロナ禍で稼働していない大型観光バスを使って作った“あるもの”で人気沸騰。さらに、「社長のおごり自販機」と名前で話題を呼んでいる職場に置かれた自販機などのアイデアの数々を紹介する。
それぞれのアイディアにBIG BOSSが独自の観点で、スモールボス、ビッグボス、超ビッグボスの判定をしながら授業が進行。「いますぐ球団のスタッフに連絡して、取り入れたい!」と超ビッグボス判定をしたアイデアとは。
自身の選手時代も様々なアイディアで観客を喜ばせてきたS新庄。良いアイデアの基準は?と問うと「子供が喜ぶもの。そして、真似されるもの」と即答。カエルのかぶり物をして試合に登場した数日後、同じようにかぶり物をしている子供の姿をスタンドに見つけ、「良かった。よし次は何をしよう」とガッツポーズ。
観客の期待をいい意味で裏切り続ける新庄流アイデアは、スパイダーマン、戦隊もの、バイク、マジックショー、天井からの登場と次第に、より派手にユニークに進化。「そうやってだんだん大きくしていくのが好きで、最後が僕の引退。パフォーマンスの最終的な目標にしてました。それまでシーズン中に引退発表する選手はあまりいなかったけど、最近はよく見るでしょ? 真似されたら、僕はまた別のことを考えるんです」と目を輝かせる。
そんな人々をワクワクさせるアイデアの源は「人間観察と行動力」だという。「外に遊ぶに行くでしょ? いい香りの香水つけてる人とすれ違ったら、僕、すぐに『それ、なんていう香水ですか?』って聞いちゃうんです。やりたいと思ったらすぐにやる。その行動力がアイデアにつながっていくんです」。
最後に、今回の授業の見どころをたずねると、「スリリング感ですかね。たとえば普通の監督会見て(話すことも)大体決まってるじゃないですか。僕は質問に対して、見てる人が『次は、なんて答えてくれるんだろう?』っていうのを常にテーマにおいて考えてます。(今回の授業でも)そこを楽しんでもらいたいですね」と話した。