能勢電鉄は、川西能勢口駅と川西国鉄前駅を結んだ通称「国鉄前線」(営業キロ0.6km)の廃線40周年を記念し、記念ヘッドマーク車両を運行すると発表した。記念ヘッドマークは12月20日から1700系1編成(1755×4R編成)に掲出している。

  • 能勢電鉄1700系(1755×4R編成)

国鉄前線では、青色と白色に塗装された車両が阪急宝塚本線をアンダーパスして活躍していたという。現在は5100系1編成(5124×2R編成)が復刻塗装車として国鉄前線の歴史を引き継いでいる。5100系の復刻塗装車では、廃線前の風景を収めた写真を展示する「車内ギャラリー記念展示」が12月20日からスタートしている。

1700系に掲出された記念ヘッドマークは、両先頭車(1755・1705)で異なるデザインに。掲出期間は1月末頃までの予定。その後、2~3月に5100系の復刻塗装車でも記念ヘッドマークを掲出し、3月末で終了する。復刻塗装車の「車内ギャラリー記念展示」も3月末まで実施予定となっている。

「のせでんショップ」では、1月5日から国鉄前線廃線40年記念グッズを販売開始。記念硬券2枚セット(600円)、記念ヘッドマークを模した記念マグネット2枚セット(800円)の新商品2種をはじめ、既存商品の「川西国鉄前」駅名キーホルダー(500円)がオンラインショップ初登場となる。