全研本社はコロナ禍に結婚指輪を購入した女性108名を対象に、婚約指輪に関する実態調査を実施し、その結果を12月17日に発表した。調査は11月30日~12月2日の期間、コロナ禍に結婚指輪を購入した女性108名を対象にインターネットで行われた。
はじめに、「あなたは婚約指輪を買ってもらいましたか」と質問したところ、「買ってもらった」が74.1%、「買ってもらっていない」が25.9%となった。
そこで、「買ってもらった」と回答した人を対象に、買ってもらった婚約指輪がどのようなものか尋ねたところ、「パートナーが選んだブランドの婚約指輪をもらった」が50.0%、「自分が欲しいと言っていたブランドの婚約指輪をもらった」が41.2%という結果に。
続いて、「パートナーが選んだブランドの婚約指輪をもらった」と回答した人を対象に、もらった婚約指輪の内容を伺うと、「婚約指輪をもらった」が77.5%、「プロポーズ用のダイヤモンドまたは指輪をもらい、後日お店で完成させた婚約指輪をもらった」が22.5%となった。
一方、婚約指を買ってもらっていないと回答した人を対象に、その理由を調査。すると、「自分がいらないと伝えたから」が57.1%、「経済的な理由で買ってもらえなかったから」が17.9%という結果に。
「自分がいらないと伝えた」と回答した人にその理由を尋ねると、「必要性を感じなかったから」が62.5%、「結婚指輪の費用に充てたかったから」が50.0%、「貯蓄に回したから」が12.5%という結果に。
結婚指輪を購入した人のうち婚約指輪をもらっている女性が多いものの、指輪を2つもらうよりも「一生モノの結婚指輪」をより良いものにしたい、貯蓄やその他の出費に充てたいという想いから、女性自ら婚約指輪の購入を差し控えるケースが少なくないことが分かった。