アデコは12月14日、「コロナ禍の転職」に関する調査結果を発表した。調査は月日~日、20代〜40代の正社員3,951名(男性2,073名、女性1,878名)を対象にインターネットで行われた。
調査によると、コロナ禍となる2020年4月以降に転職活動をした人は54.9%。そのうち、実に91.7%が「実際に転職した」と回答。転職後の給与・報酬については、「増えた」が45.1%、「変わらない」が21.6%と、コロナ禍で転職した正社員の約7割が、転職先で前職以上もしくは同等の給与・報酬を得ていることがわかった。
続いて、「転職を決めた背景には、新型コロナの影響がありましたか?」と質問したところ、「影響があった」が33.4%にとどまり、半数以上が「影響はなかった」(51.8%)と回答した。
そこで、転職した理由を聞いたところ、「勤務先の将来性に不安があった」(35.3%)が最も多く、次いで「給与・報酬に不満があった」(32.0%)、「労働時間に不満があった」(27.7%)、「職種を変えたかった」(22.0%)と続いた。