ピアニストの西川悟平さんが、15日に放送されるテレビ朝日系トーク番組『徹子の部屋』(毎週月~金曜13:00~)に出演する。

  • ピアニストの西川悟平さん=テレビ朝日提供

東京パラリンピック閉会式で見事な演奏を披露した西川さんは、20代のときに筋肉が硬直したりする病気・ジストニアを発症。その後懸命なリハビリにより7本の指が動くまでに回復、現在は右手5本、左手2本の指で演奏している。

ピアノを始めたのは遅く、15歳の時。周囲に「絶対無理」と言われながらも猛練習の末、音楽大学に進学した。24歳の時、アメリカ人ピアニストに認められ渡米するも、その2年後にジストニアを発症。5人の医師から「ピアニストとしての再起は無理」と宣告された。

そんな中、友人に誘われ幼稚園で演奏を行った際、子供たちの素直な反応に感激。「7本しか動かない」のではなく「7本も動く」のだと発想を変え、再起を誓ったと語る。

スタジオでは東京パラリンピック閉会式で演奏した楽曲を、黒柳徹子に披露する。