ビズヒッツは12月2日、「看護師の転職理由」に関する調査結果を発表した。調査は10月2~21日、転職経験のある男女看護師202人を対象にインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。まず「転職した理由はなんですか」と聞くと、1位「転居のため」、2位「人間関係への不満」、3位「夜勤がツライ」、4位「収入を上げるため」、5位「労働時間への不満」、6位「希望の診療科にうつるため」、7位「仕事内容への不満」となった。
また、具体的なコメントでは「結婚のため、地元から関東の病院へ転職」(女性/転職時24歳)、「地元に帰りたかった」(男性/転職時30歳)、「仲間内のいざこざがあったため転職しました」(男性/転職時27歳)、「多い時には月9回の夜勤があり、体調を崩してしまったことがきっかけで退職を決意」(女性/転職時26歳)などがあった。
また、「患者・家族のクレーム対応などがつらかった」(女性/転職時25歳)、「嫌な仕事ばかりだったためです」(男性/転職時40歳)など、看護師という仕事が理由とする声も挙がっている。
次に「転職後の勤務先」を尋ねると、1位「病院」、2位「クリニック・診療所」、3位「介護施設」、4位「訪問介護ステーション」、5位「一般企業」となっている。
そして、「転職が順調だったか」と聞いたところ、「順調」(34.7%)、「まあ順調」(47.9%)、「やや大変」(13.4%)、「とても大変」(4.0%)だった。
さらに、具体的な声として、転職が順調だった理由には、「相談・お仕事紹介・面接までかなりスムーズで、転職サイトの担当者もとても親身になって対応してくださったため」(女性/転職時25歳)、「転職先の病院が人手不足だったため」(男性/転職時28歳)などが。
また、転職が大変だった理由では、「保育園付きの病院は限られた数しかなく、選択肢が少なかった」(女性/転職時27歳)、「円満退職するために、1年前に辞表を提出して、自分だけが行っていた業務の引き継ぎを行っていた」(男性/転職時29歳)、「スキルが足りないと感じることがあった」(女性/転職時35歳)などが寄せられていた。