日本テレビ系ドラマ『恋です! ~ヤンキー君と白杖ガール~』(毎週水曜22:00~)に出演する杉野遥亮、戸塚純貴、堀夏喜が、見どころなどを語った。

  • (左から)堀夏喜、杉野遥亮、戸塚純貴=日本テレビ提供

――これまでの撮影を振り返っていかがですか?

杉野:3人での初日のシーンってどこだった?

戸塚:ユキコと森生の出会いのシーンだよ。あのシーンが、俺は一番印象に残ってる。初日の堀夏喜が、初ドラマで緊張しすぎてて。何していいかわからなくて、固まってミイラみたいになってたよね(笑)。めちゃくちゃ可愛かった。

堀:その日、初めて森生の顔の傷の特殊メイクを見て、杉野さんに「傷すごいですね」って頑張って話しかけたんですよ。で、(杉野さんが)「そう、これ取れるんだよ~」って返してくれて、僕も話を続けたいんですけど、全然続けられなくて。自分から吹っ掛けたくせに、無視する奴みたいになってました(笑)

杉野:今だったら「大丈夫か~?」とか言えるんだけど、その時は俺も自分の役で精一杯で余裕がなかったから、申し訳なかったなって思うよ。

――共演してみて知った、お互いの意外な一面はありますか?

戸塚:杉野くんは意外とスキンシップが激しいんです。「おんぶして~」とか、寄りかかってきたり(笑)。「いや、俺の方が確実に身長が小さいのに」って思うんですけど。俺のこと、モノだと思ってるの?(笑)

杉野:いや、この2人と獅子王(鈴木伸之)には、すごく支えてもらっているので、それが結果としてスキンシップに変わっていくんです(笑)。特に戸塚くんとは4回目くらいの共演で、いつも友達みたいな役なので、頼ってしまいますね。マスコット的な存在ですし。

――これまでで印象的なシーン、お気に入りのシーンは?

堀:僕は乱闘シーン(第1話・過去の回想シーン)です。すごい人数を3人で相手しましたよね。

戸塚:唯一のヤンキーっぽいシーンだったかもしれないね(笑)

杉野:確かに!あの世界線も、もう少しやりたかったかも。楽しかったね。

戸塚:僕は、アプリコット(喫茶店)で森生と獅子王が「就職する」って話しながら、ナポリタンを食べるシーン(第3話)。それを後ろから見ている4人(花男、草介、茜(ファーストサマーウイカ)、ハチ子(生見愛瑠))で話し合って、すごくリアクションのタイミングを考えて、息を揃えてやったんです。「劇団アプリコット」っていうのを結成して(笑)。あれは結構、気合いが入りました。

――ドラマは第7話から第2章に突入しました。明日放送の第8話の印象は?

杉野:7話から、ユキコと森生のほかに、そこから派生した人たちの関係にもフォーカスされて、みんなが魅力的に見えていきますよね。

戸塚:ヤンキーチームと白杖チームが力を合わせて、目標を目指すみたいな場面も多くなりましたね。(8話のクリスマスマーケットのシーンでは)青野くん(細田佳央太)と我々(花男&草介)で「ナポリタンドックス」を結成しました(笑)

杉野:また何か結成したの?(笑) 青野くんとの3人のシーン、いいよね! ほっこりする。

戸塚:マブダチだからね!

――公式YouTube動画「森生がやってみた!」にも、3人で登場しましたね。今夜公開(18時予定)される動画では、「ダンス編」として堀さんが2人にダンスを教えています。

堀:楽しみなんです! 僕は前で踊っていたから、後ろのお二人のダンスを見れていないので。

戸塚:堀くんは先生だったからね。いや、見たら驚くと思うけど、びっくりするくらいなんにもしてないよ(笑)。2人とも棒立ちだからね。

杉野:雰囲気でごまかしているから(笑)

戸塚:あの動画撮影の後、僕、FANTASTICSさんのライブに行ったんですよ。そこでダンスを教えてもらった曲を歌ってくれたんだけど、全く踊れなかった(笑)。意気込んでたんだけど、早さが違った。

堀:僕もステージから戸塚さんが見えるので、その曲が来た時、「絶対、戸塚さんも踊っているはず!」と思って見たら、ただ、旗を振ってました(笑)