ビズヒッツは11月26日、「工場勤務から他職種に転職した理由」に関する調査結果を発表した。調査は10月2~20日、工場勤務から他職種への転職経験のある男女431人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず「工場勤務から他職種に転職した理由はなんですか」と聞くと、1位「仕事内容への不満」、2位「体力的にツライ」、3位「収入アップを目指して」「労働時間への不満」、5位「他の仕事に興味があった」、6位「人間関係への不満」、7位「職場環境への不満」、8位「会社都合での退職」となった。

  • 工場勤務から他職種に転職した理由はなんですか

次に「工場勤務から何の職種に転職したのか」と尋ねると、1位「事務」、2位「販売」、3位「営業」、4位「配送・物流」、5位「飲食」、6位「接客」、7位「介護」、8位「作業員」、9位「技術職」、10位「ITエンジニア」だった。

  • 工場勤務から何の職種に転職したのか

また、「工場勤務から他職種への転職活動が順調だったか」と聞くと、「順調」(31.8%)、「まあ順調」(39.2%)、「やや大変」(20.2%)、「とても大変」(8.8%)となっている。

  • 工場勤務から他職種への転職活動が順調だったか

なお、順調だった理由では、「工場で3年間働いた経験から面接での印象もよく、根気強く働いてくれる人材として認められた」(転職時21歳女性/飲食業に転職)、「転職エージェントを利用して希望条件にマッチした転職先を紹介していただき、比較的スムーズに転職できたから」(転職時43歳男性/建設業界の営業職に転職)などがあった。

そして、順調でなかった理由として、「PCに慣れておらず、資格を取る必要がありました」(転職時42歳女性/事務職に転職)、「工場勤務で身に着けたスキルが、他の仕事では評価されない」(転職時59歳男性/倉庫管理業に転職)などの声があった。