ユームテクノロジージャパンは11月22日、「社員の学習習慣」に関する実態調査の結果を発表した。調査は11月9日~10日、大企業(従業員数500名以上)の人事担当者101名を対象にインターネットで行われた。

  • 出世・昇進する社員には共通点があると思いますか。

    出世・昇進する社員には共通点があると思いますか。

「出世・昇進する社員には共通点があると思いますか?」と質問したところ、81.2%が「あると思う(かなり+やや)」と回答。どんな共通点があるのかを聞くと、「日々の振り返りを行っている」(61.0%)が最も多く、次いで「周囲と良い人間関係を築いている」(56.1%)、「夢や信念を持っている」(53.7%)と続いた。

  • 人事評価制度の項目に社員の「学習習慣」を含んでいますか

    人事評価制度の項目に社員の「学習習慣」を含んでいますか

続いて、人事評価制度の項目に社員の「学習習慣」を含んでいるかを聞いたところ、「含んでいる」が58.4%、「含んでいない」が26.7%という結果に。含めていない理由を尋ねると、「社員の学習状況を評価するための指針がないから」(63.0%)、「社員の学習状況を把握できていないから」(44.4%)、「検討したことがなかったから」(25.9%)が上位にあがった。

  • 人事評価の際に社員の「学習習慣」を考慮することは重要だと思いますか

    人事評価の際に社員の「学習習慣」を考慮することは重要だと思いますか

一方、人事評価の際に社員の「学習習慣」を考慮することは重要だと思うかを聞いたところ、75.2%が「重要だと思う(非常に+やや)」と回答。理由を聞くと、「学習が促進され、会社全体のレベルアップにつながると思うから」(64.5%)が最も多く、次いで「学習している社員の方がパフォーマンスが高いと思うから」(56.6%)、「社員の努力を認めてあげることが重要だと思うから」(42.1%)と続いた。